人生の岐路描く「カーズ」最新作、邦題決定

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ディズニー/ピクサーが贈る「カーズ」シリーズ最新作の邦題が「カーズ/クロスロード」に決定した。

2006年の映画「カーズ」で、自信過剰な新人レーサーとして登場した、真っ赤なボディのスポーツカー、ライトニング・マックィーン。自分勝手だった彼が、田舎町「ラジエーター・スプリングス」に迷い込んだことで、人の優しさに触れ、本当に大切な事に気づいていく物語は、全世界、そして老若男女問わず全世代を感動させた。

さらに2011年「カーズ2」では、日本が舞台の1つに選ばれ、脂の乗ったNo.1レーサーのマックィーンが日本各地を走り抜け大きな話題になったのは記憶に新しい。

そして最新作「カーズ/クロスロード」では、これまで華々しく第一線で走り続けてきたマックィーンもベテランとなり、最新型のレーサーに勝てない時代遅れのレーサーに。そんな状況に焦ったマックィーンはレース中に無理をして大きなクラッシュ事故に遭ってしまい、世間からも見放され自信喪失してしまう。彼の脳裏には、この時すでに“引退”の2文字が浮かんでいた――。まさにマックィーンの“人生の岐路(クロスロード)”を描いた本作。本作に込められた思いを表した邦題を、“作品のテーマを捉えている”と前2作を監督したジョン・ラセターも大変気に入っているという。

近年では「ズートピア」「ファインディング・ドリー」「モアナと伝説の海」など、2006年以降ディズニーのアニメーション作品すべてを統括し、ピクサーだけでなくディズニー・アニメーション・スタジオをも黄金期へ導いたジョン・ラセター。そんな彼が本作について「ライトニング・マックィーンは最高だ。物語はとても感動的で『カーズ』に少し似ていて、さらに深い感情に入り込んでいくものなんだ。『カーズ/クロスロード』はとても特別なストーリーで、感動的で、マックィーンとドック・ハドソンの関係や、彼のドック・ハドソン(※ドック・ハドソンは昔レースで活躍し、その後姿を消していた伝説のレーサー)の思い出も描かれているんだ」と話している。

また、本作の監督は「カーズ」「カーズ2」でストーリーを手掛けたブライアン・フィー。本作では製作総指揮を務めるジョン・ラセターも「ブライアンはオリジナルストーリーから関わっているから、この作品のDNAについて完全に理解しているよ」と太鼓判を押した。

大きな挫折を経験し、人生の選択に迫られたとき、マックィーンは走り続けることができるのか。常に感動的な作品を贈りだすディズニー/ピクサーが次に描くのは“どうしようもない圧倒的な挫折に出会った時にひとはどう立ち向かうべきか”。人生で壁にぶつかったときの“次の一歩”を描く本作、そこに待っているのは感動か、それとも……。

映画「カーズ/クロスロード」は7月15日全国公開。