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今週、イーロン・マスク(Elon Musk)は多忙な日々を過ごした。 ホワイトハウスでトランプ大統領と会い、驚くべきことにエクソンモービル(Exxon Mobil)の元CEOレックス・ティラーソン(Rex Tillerson)を国務長官として支持し、ハイパーループコンペティションの第2段階も開始した。そういえば、ロサンゼルスの地下のトンネルや「ニューラル・レース」のような"気まぐれな計画"はどうなっているのだろう。

イーロン・マスクの"常軌を逸した"13のアイデアをまとめてみた。

(敬称略)

2024年までに火星に人類を送る


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Photo by Kevork Djansezian/GettyImages.


「わたしたちは今、火星行き貨物専用機を作っている。地球と火星の周回軌道ランデブーは26カ月ごと。2018年に1つあり、その次は2020年だ。そしてもし、計画通りに進めば、おそらく2024年には有人飛行を行い、2025年には到着させられるだろう」


火星の政府についてのビジョンも公開している


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Photo by Asa Mathat | D: All Things Digital.


「火星政府は直接民主制になるだろう。代議制ではなく。つまり、人々が様々な問題に対して直接、投票することで解決策を導く。地球における民主主義の将来はかなり危うい」


単に火星で生活をするだけではなく、繁栄する都市を築きたい


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SpaceX founder Elon Musk. Photo by Associated Press.


「火星には製鉄工場からピザ屋まですべて作りたい」


最初に火星に行く人たちは全員「死ぬ覚悟」が必要


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Photo by SpaceX/YouTube.


「火星への最初の旅は本当に危険だ。死ぬ確率も高い。それはどうにもならない。そういうものだ」


宇宙で死ぬのは悪いこととは限らない


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Photo by Tech Insider/Recode/NASA.


「死ぬ場所を選ぶなら、火星は悪い選択ではない」


自動運転をやめさせることは殺人と同じ


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Photo by Jordan Strauss/Getty.


「1つだけはっきり言っておきたいことがある。自動運転車の事故についての報道の度合いが、本当にわたしを悩ませている。毎年、自動車事故で120万人が亡くなっていることに比べると、自動運転車の事故はほとんど取るに足らない」

「もう一度よく考えてほしい。もし、記事を書いて、それが自動運転車から人々を遠ざけることになるなら、それは殺人と同じだということだ」


自動運転での衝突事故の責任は取らない


「自動運転車での事故の責任を取るか? いや、それは個人の保険に任せることになる。自動運転車に対する考え方は、建物のエレベーターに閉じ込められることとよく似ている。オーティス(エレベーター製造会社)は世界中すべてのエレベーターの責任を負っているのか? そんなことはない」


人類は他の文明のビデオゲームの中に存在しているのではないか


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Photo by Getty / Scott Olson.


「シミュレーションについてよく議論する。だいたい『すべての会話が、AIかシミュレーションによる会話ではないか』という結論になってしまう」


しかし、それは価値のある議論だ。わたしたちは現実ではなく、シミュレーションの中で生きている可能性の方が高いから。


「わたしたちが現実世界の中で生きている可能性は10億分の1程度にすぎない」


実際、人類はシミュレーションの中で生きていることを願うべきだ。でないと見苦しいことになる。


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Photo by Tech Insider.


「わたしたちは「今、生きている現実」がシミュレーションだと考えるべきだ。そうでなければ......、わたしたちはいつか現実とは見分けがつかないシミュレーションを作り出す。そうでなければ、文明は崩壊する」


人類は「すでにサイボーグだ」とも言った


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Photo by OnInnovation/Flickr.


イーロン・マスクは、わたしたちがメールやソーシャルメディアによってデジタル上に存在できるようになったことを、サイボーグのような「超人的な力」を得たと述べた。 「現代に生きるわたしたちは、20年前のアメリカの大統領が持っていたよりも強大な力を持っている。どんな質問にも答えられるし、誰とでもどこでもビデオ会議ができるし、一瞬で何百万人にメッセージが送れる。当時から考えると、信じられないことをしている」


AIの"飼い猫"にならないよう、全身をサイボーグ化し、脳にデジタルレイヤーを付け加えるべきだ。


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Photo by Tesla Club Belgium / Flickr.


「AIの"飼い猫"にはなりたくない。しかし、他に解決策はない。もっとも良いと思われるのは"デジタルレイヤー"を体に付け加えることだ。3分の1くらいの確率で、それは身体の他の部分と共生し、うまく機能するだろう」 イーロン・マスクは、「ニューラル・レース」と呼ぶこの"デジタルレイヤー"(おそらくAIとのインターフェイスのようなものと思われる)の詳細を来月発表するかもしれないと述べている。


AIは我々にとって「存在を脅かすほどの脅威」だ。


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Photo by Scott Olson/Getty Images.


「AIにはかなり気をつけなければならない。国もしくは世界的なレベルで規制すべきだという思いが強くなっている。わたしたちが馬鹿げたことをしないようにするために。わたしたちは悪魔(AI)を呼び出しつつあることを認識すべきだ」


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イーロン・マスクが信じる13のクレイジーな考え | BUSINESS INSIDER JAPAN


Danielle Muoio(原文/訳:一柳優心)