センターバックで先発した福岡DF冨安健洋

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[2.6 DAZNニューイヤー杯宮崎R 鹿島1-0福岡 宮崎県陸]

 J1王者の攻撃をセットプレーからの1点に食い止めた。アビスパ福岡の井原正巳監督は「危ないシーンもあったが、体を張りながら粘り強く守備ができていた。セットプレーでやられたけど、それ以外では守備の部分はある程度手応えをつかめた」と、守備陣に合格点を与えた。

 この日はU-20日本代表DF冨安健洋とG大阪から完全移籍で獲得したDF岩下敬輔がセンターバックを組んだ。鹿島の2トップはFW金崎夢生とFW土居聖真。J屈指のアタッカーと対峙した冨安は「金崎選手とマッチアップできて、楽しくやれたかなと思う」と充実感を浮かべた。

 2トップにはシュートを1本も打たせず、流れの中ではゴールを許さなかった。それでも「1対1でボールを奪い切ることはできなかった。(金崎に)起点になられることも何度もあった」と満足はしていない。

「抜かれないことも大事だけど、1対1の局面でいかにボールを奪えるかを突き詰めていきたい。奪い切れる選手になりたい」。昨季、高校3年生でプロ契約を締結し、J1の10試合に出場。リオデジャネイロ五輪のトレーニングパートナーとして五輪代表に帯同し、秋にはU-19日本代表の一員としてAFC U-19選手権制覇に貢献した。

 今年5月にはU-20W杯も控える18歳はプロ2年目のシーズン開幕に向け、センターバックとボランチの両方で準備している。2日の横浜FC戦(0-3)はダブルボランチの一角で先発し、4日の長崎戦(1-1)もボランチで途中出場。「ボランチのほうがプレー時間が長かったので、最初は少し浮き足立ったけど、時間が経つにつれて少しずつ落ち着いてきた」。今月26日の大分戦(レベスタ)での開幕スタメンへアピールを続ける冨安は「(ボランチとセンターバックの)どちらでも選択肢の中に入れるようにやっていきたい」と意気込んだ。

(取材・文 西山紘平)


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