毎年、全米中が熱狂するプロアメリカンフットボールリーグの優勝決定戦「スーパーボウル」。第51回を迎える今年は、2月5日(現地時間)にテキサス州ヒューストンで開催された。その人気っぷりは凄まじく、チケット入手は困難を極め、テレビで放送すればその1年の最高視聴率をたたき出すほど! 試合はもちろん、ビッグネームが名を連ねるハーフタイムショーや前夜祭も例年注目度が高く、招へいされることに憧れを持つアーティストも少なくない。

そして今年の前夜祭のヘッドライナーは、テイラー・スウィフトが担当に! 

Night💋 @gettyentertainment @versace_official

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「ヴェルサーチ」のレーシーなミニドレスに身を包み、「スーパーサタデーナイトコンサート」と呼ばれる、スーバーボウルの前夜祭に登場。

スーパーボウルの前夜から翌日にかけて、9000人の観客のためにライブを行ったテイラー。普段は数万人規模で収容できる会場でパフォーマンスをしているため、いつもよりは規模が小さめのライブになったよう。スポンサーのキャンペーンなどでチケットが配布されたため、参加できた人にとっては貴重な体験になったはず! そしてそんな特別な日に、テイラーが選んだ披露した曲はコチラ。

「ラヴ・ストーリー」や「ユー・ビロング・ウィズ・ミー」、「レッド」などのヒット曲はもちろん、他にも元彼カルヴィン・ハリスとコラボした「ディス・イズ・ホワット・ユー・ケイム・フォー feat. リアーナ」を披露。また、ゼインとコラボした映画『フィフティ・シェイズ・ダーカー』のサントラ「I Don't Wanna Live Forever」や、カントリーグループ「リトル・ビッグ・タウン」に提供した「Better Man」を初披露した時には、会場が熱気に包まれたよう。

「今日はじめて『Better Man』を披露したわ。『リトル・ビッグ・タウン』へ愛と感謝を捧げます」

2月2日(現地時間)に公開された、リハーサル風景。歌っているのは、昨年12月にリリースしたゼインとのコラボ曲「I Don't Wanna Live Forever」。コンサート当日はテイラーひとりでパフォーマンスし、オリジナルの曲調とは違うアコースティック調に仕上げた。

そして、ショーの後にInstagramでゼインに向けてメッセージを送ったテイラー。「『I Don't Wanna Live Forever』をはじめてパフォーマンスしたの。とてもいい気分だったわ。ゼイン、会場のみんなが大声で歌ってくれたのよ!」。ライブ中は、ゼインがサプライズで登場することを期待していたファンに対して、テイラーは「彼はいないわ」と念を押したそう。

なんとも豪華なライブだけど、ファンにとっては悲しいお知らせも…。観客に向けて、テイラーがこう発言

「1989」のワールドツアーが終了したのは2015年の12月。それ以降この前夜祭を含めて2度しかライブを行っていない。しかも2018年まで10ヶ月以上あるというのに、もう彼女が歌う姿を見られないの!? スウィフティーズにとっては絶叫したくなるほどのショックな事実だけど、なおさら、この日に招待されたファンたちにとっては貴重さが際立ったはず。