子犬を相手に、つい「赤ちゃん言葉」が出てしまうことはないでしょうか。

言葉が通じないのだから意味がない……と思うのは早計です。

子犬は「赤ちゃん言葉」で話しかけられるほうが喜ぶとの研究結果が、「王立協会」(イギリスで最も権威のある科学学会)が発行する科学雑誌に掲載されました。

 

Dog-directed speech: why do we use it and do dogs pay attention to it?


実験では、まず30人の女性たちに、「赤ちゃん言葉」と「通常の言葉」で犬に話しかける内容を録音。

その音声をニューヨークの保護施設にいる成犬と子犬、それぞれ10匹ずつに聞かせました。

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成犬10匹の反応は、「赤ちゃん言葉」と「通常の言葉」のどちらも特に差は見られませんでした。ところが子犬は10匹中9匹が、「赤ちゃん言葉」に対して強い反応を示したのです。

なぜ子犬だけが「赤ちゃん言葉」に反応を示したかは、まだはっきりとわかっていませんが、女性たちは赤ちゃん言葉を使うときは、高いトーンでゆっくり話す傾向が見られたそうです。

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ちなみに人間の赤ちゃんも「赤ちゃん言葉」に同様の反応を示し、言語習得が早まることがわかっています。

このことから、子犬に対しても赤ちゃん言葉を使うことで、高い学習効果を得られる可能性があると研究者は指摘しています。

子犬をしつける際には、積極的に赤ちゃん言葉を使ってみてはいかがでしょうか。

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