BBC Studioworks、9月にTVセンターを開設。ソニーIPプロダクションシステムを導入へ

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英BBCのポストプロダクションであるBBC Studioworksは、BBC White Cityサイトのテレビジョンセンター(TVC)施設内にある。昨年BBC Studios and Post ProductionからBBC Studioworksへと改名し、最先端技術を取り入れたスタジオと、ポストプロダクション施設への改装を進めている。BBC Studioworksは今年の9月に本格起動する予定だ。

BBC Studioworksのスタジオ1(TC1)と左端のステージドアの入り口を含む、完成したTVCの様子(イメージ)

施設内には、3つのプロダクションスタジオ(TC1〜3)が設けられている。今回BBC Studioworksは、全体のプロジェクトの中、先行して1003m2のスペースを持つスタジオTC1の設備について公表した。

システム構築は、英Dega Broadcast Systemsが行っている。TC1はスタジオでのドラマ番組制作から、エンターテインメントイベントや大規模なライブ制作で使用可能な設備となる。TCスタジオ全体のシステム構築の基盤は、ソニーの「オープンスタンダード」アプローチを採用したIPベースとなり、TC1にはソニー製のプロダクションシステムが導入されることになった。TVC内のスタジオにおけるインフラおよび既存のHD設備と、確立されたワークフローを遮ることなく4K HDRに対応する映像制作を実現させる。

スタジオTC1のHDプロダクションギャラリー(イメージ)

現在決定している機材は、22式のスタジオカメラ(8式のHDC-4300を含む)、XVSシリーズスイッチャーが3式、OLEDモデルを含めた200台以上のモニター製品。これらにIPプロダクションを可能にするIPライブシステム管理システム(IP Live System manager)を実装したサーバーが加わる。ソニーヨーロッパは、5月中に納品を完了させる予定と述べている。

なお、TCスタジオ施設内外のSDI-IP環境を管理するハブには、Imagine CommunicationsのIP3ルータ(Platinum IP3)が設置され、ワイヤレス通信ソリューションにはRiedel、オーディオ関連にはStuder Vista X、Studer Infinity Core、Studer Glacierなどの大規模なミキシングコンソールが起用される予定だ。

(ザッカメッカ)