豊田建設(株)(TSR企業コード:310322340、法人番号:4030001036227、八潮市鶴ヶ曽根897−3、設立昭和48年6月、資本金3000万円、豊田裕之社長)は再度の資金ショートを起こし2月6日、行き詰まりを表面化した。
 負債総額は32億653万円(平成28年5月期決算時点)。

 土木、建築、舗装工事を目的に設立され、平成21年には居酒屋事業も手掛けるようになった。長年、土木工事業者として、埼玉県や八潮市の公共工事を主体として請け負ってきた。東日本大震災後は福島県でボランティア活動を始め、福島県や岩手県の地元業者とともに復興事業に従事してきた。ここ数年、除染作業などを受注したことで売上高は大幅に増加。
 また、28年2月には埼玉環境テック(株)(TSR企業コード:314027289、法人番号:2030001087627、埼玉県寄居町)から「彩の国資源循環工場」内で運営していた建設廃材リサイクルプラントを継承し、同年5月に産廃中間処分業許可を取得したうえで廃棄物リサイクル事業を開始。28年5月期にはピークとなる売上高44億5758万円をあげていた。
 しかし、その後の行政の立ち入り検査により、同施設の保管基準を上回る量の産廃を受け入れていたことが判明するなど施設の要項に反していたことを指摘された。29年に入り施設での操業を中止したことで急激に業況が悪化し、今回の事態となった。