5日、中国のポータルサイト・今日頭条が、キヤノンの社名の由来について紹介する記事を掲載した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

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2017年2月5日、中国のポータルサイト・今日頭条が、キヤノンの社名の由来について紹介する記事を掲載した。

キヤノンのカメラは中国でも非常に高い人気を誇っている。特に一眼レフカメラでは、ニコンと並んで中国における2大メーカーと言ってよいだろう。

キヤノンは、中国語で「佳能」と表記するが、アルファベットの「Canon」のロゴも一緒に使用されており、中国人の間にもよく浸透している。記事は、「Canon」の社名の由来が「観音菩薩」の「観音」であると紹介。

キヤノンの前身である精機光学研究所が、1934年に完成した国産初の精密小型カメラの試作機を「KWANON」(カンノン)と命名したのが始まりで、創業者の吉田五郎氏が敬虔(けいけん)な仏教徒だったため、慈悲深い観音菩薩にあやかりたいという思いで命名したのだという。

その後、1935年に現在の「Canon」の社名を採用。西洋の発音に合わせたほか、カメラに観音様と全く同じ名前を付けるのは不敬だとの意見もあったことを考慮しての命名だと伝えた。

これに対し、中国のネットユーザーから「てっきりミラクルという意味なのかと思っていた」「これは勉強になった」などのコメントが寄せられ、やはり社名の由来を知らなかった人が多いようだ。

しかし、「つまり日本人は観音を売っているということだ」「観音菩薩は日本人が崇めるに適さない」など、中国でも仏教徒は少なからずいるためか、反発するコメントも少なくなかった。(翻訳・編集/山中)