電車の中での痴漢って、女性にとって恐怖で迷惑なだけじゃなく、男性にとっても脅威です。「この人、痴漢です!」と言われてしまったら、「やってない」ってことを証明するのはすごく難しいんです。

世の中には女性向けの痴漢撃退アプリはあるんですが、男性が痴漢冤罪から身を守るためのアプリはこれまでありませんでした。そこでデベロッパーのDOJASS BROTHERSが、痴漢冤罪防止アプリを開発すべく、CAMPFIREで支援を募集しています。


痴漢冤罪から身を守るためのアプリ、CAMPFIREで支援募集中2


でも痴漢冤罪って、アプリでどうやって防ぐのか…と思いますよね。このアプリ「痴漢冤罪防止ナビ」の機能は比較的シンプルです。「痴漢です!」と言われたときにアプリを立ち上げると、弁護士さんの助言が表示されるとともに動画が撮影できるんです。


痴漢冤罪から身を守るためのアプリ、CAMPFIREで支援募集中3


アプリの内容は弁護士さんが監修していて、「相手の女性にあなたが犯人だと思う理由を尋ねてください」「微物検査をして欲しいと自分から申し出てください」といった具体的なアドバイスが表示されます。微物検査っていうのは、手についた小さなホコリとかを調べる検査で、これを痴漢被害者の女性の衣服の素材と照合すれば、触ったか触ってないかを判断する証拠にできるそうです。


痴漢冤罪から身を守るためのアプリ、CAMPFIREで支援募集中4


でもそんな対応方法、いくつかポイントを覚えておけばいいんじゃない?と思われるかもしれません。CAMPFIREのページには、以下のようにあります。

テレビや、インターネットで「痴漢に間違われたらこうすれば良い…」という内容を見たことがありますが、実際に痴漢冤罪の当事者になった時に記憶を頼りに正確に対応ができるか自信がありませんでした。

その後も気になって痴漢冤罪を調べる中で「痴漢に間違われた時に、どのように対処したか(話したか)」が重要で、特に周りに居た人や、どのような状況だったかを後から調べることがとても難しいことが分かりました。

たしかに、痴漢っていう犯罪の疑いをかけられたときに落ち着いて対応できるかどうかわかりません。実際このアプリを使う機会はない方がいいんですが、これを入れておけば少し安心して満員電車に乗れるのが最大のメリットかもしれません。

痴漢冤罪防止ナビのCAMPFIREでの支援金額は一口3,000円からとややハードルが高く、この記事執筆時点では資金提供者は1名のようです。でもこのプロジェクトは、資金が目標金額に達しても達しなくても実行される方式なので、いずれにしても今年3月にリリースされる予定です。

アプリはさしあたりAndroidのみで開発され、資金の集まり具合によってiPhone版も作るかもとのこと。正式リリースされたら予定価格は360円です。このアプリで痴漢冤罪が少しでも防止できることを祈ります。

・痴漢撃退! インドの大学生が開発したお仕置き下着

image by DOJASS BROTHERS
source: CAMPFIRE

(福田ミホ)