5日、韓国・聯合ニュースによると、市民団体が昨年末、釜山の日本領事館前に設置した慰安婦少女像を、一時強制撤去したにもかかわらず世論に負け設置を容認した釜山東区庁が、今度は「慰安婦少女像を管理する」とした約束を守らないと非難を受けている。写真は釜山駅。

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2017年2月5日、韓国・聯合ニュースによると、市民団体が昨年末、釜山の日本領事館前に設置した慰安婦像を、一時強制撤去したにもかかわらず世論に負け設置を容認した釜山東区庁が、今度は「慰安婦像を管理する」とした約束を守らないと非難を受けている。

東区庁は1月31日、慰安婦像を建てた市民団体と会い、慰安婦像の管理方法を協議する組織を作り、慰安婦像周辺に防犯カメラとフェンスの設置など、法的・制度的管理方案を議論することにした。朴三碩(パク・サムソク)東区庁長は、積極的に慰安婦像を管理するという立場を何度も明らかにしているが、東区庁はこのような方針とは異なり、実際には慰安婦像の管理をしていないという指摘を受けている。

1月から慰安婦像の周辺で1人デモを行っている男性は、「日本人を愛しなさい」「反日感情扇動を止めろ」「日米韓同盟の強化」「東区庁長は辞任しろ」と書かれたビラを慰安婦像の周辺に貼り付けた。

これに対し市民団体は、東区庁に「男性が貼り付けた違法掲示物を撤去してほしい」と要請したが、東区庁は「権限がない」と繰り返すだけで特別な措置をとらなかった。このような東区庁の態度に業を煮やした釜山海雲台に住むハ氏(41)は、「慰安婦像を非難する掲示物をインターネット記事で見てから、腹が立って一晩中寝られない」という理由で、自ら掲示物を撤去した。

しかし、その2時間余り後、1人デモを行っている男性が再び現れ、「東区庁は違法設置物(慰安婦像)を撤去せよ」「条約を実施せよ」「今は和解」と書かれたビラを貼り付けて行った。すると当日の午後7時ごろに一人の女性がそのビラを剥がして行った。しかし、真夜中に再び1人デモを行っている男性が現れ、「反日感情を悪用する従北左派扇動団体を告発する」と書かれた印刷物を貼り付けるなど、今も攻防が続いている。

このような状況に、「東区庁に務める公務員はちゃんと仕事をしろ」「仕事をしない公務員に給与を支給する必要はない」「東区庁の公務員は韓国国民なのか?」など東区庁に対して多くの批判的意見が寄せられた。また、「心からの謝罪もしない日本を、なぜ愛さねばならないのだ」「彼の活動が理解できない」「日本がそんなに好きなんだったら、日本に行って住め」など、1人デモを行っている男性を批判する声もあった。(翻訳・編集/三田)