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暗闇のトンネルを疾走。まるでテレビゲームのトロッコステージみたい!

電気自動車「テスラ」から「スペースX」社での宇宙開発事業までなんでもござれの実業家イーロン・マスク氏が、次世代の交通手段として手がける『ハイパーループ』。時速1200kmの超高速交通システムを目指す本計画で「乗り物」にあたる部分(ポッド)の技術コンペ「ハイパーループ・ポッド・コンペティション(Hyperloop Pod Competition)」が、1月27日にカリフォルニア州のスペースX本社近くで行われました。



公開された走行動画には、チューブ(トンネル)内をぐんぐん進むポッドの姿が。参加した各チームのポッドがチューブ内で時速100kmに達するくらいまで速度を上げ、また減速していく様子が見て取れます。ちなみに、参加チームの多くは米国各地の大学が結成したチームなのだそうで、今回のコンペが若い才能の腕試しの場にもなっていることがわかりますね。

First ever vacuum tube Hyperloop run: watch the wheel #MITHyperloop @SpaceX @hyperloop #maglevworks pic.twitter.com/0TXlOT7bk6

- MIT Hyperloop (@MITHyperloop) January 30, 2017



上のツイートは参加チームの一つ「MIT Hyperloop」が投稿したもの。狭いチューブの中をポッドがまるでトロッコのように爆走しています。ハイパーループでは低圧チューブによって空気抵抗の問題を解決し、将来的には時速1200kmで走行するとされています。つまり、実際にハイパーループが稼働するようになったら、この何倍もの猛スピードで走行することになるということで、その光景はかなりの大迫力になることでしょう。もちろん、ポッドの内部から外が見られるかどうかはまた別問題ですが……。

現在はロサンゼルス〜サンフランシスコ間を結ぶ新交通システム『ハイパーループ・ワン(Hyperloop One)』の地上テストが行われており、さらにはUAE(アラブ首長国連邦)への進出も計画されているハイパーループ・プロジェクト。「実際にハイパーループがドバイに建設されたら……」というイメージ映像も、未来感満載でワクワクさせてくれます。



こうした技術コンペは今回で最後ではありません。次回「ハイパーループ・ポッド・コンペティション2(Hyperloop Pod Competition II)」も今年の夏に開催が予定されており、こちらでは「最高速度」に焦点が当てられます。つまり、今回の動画で見た以上にビュンビュンと高速なポッドが登場する予定というわけ。ますます楽しみですね〜。

文/塚本直樹

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『ハイパーループ』公式サイト

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