4日、中国・北京市にある南苑空港で、旅客機のエンジンに「孔明灯」が吸い込まれるトラブルがあり、乗客らは別の旅客機に乗り換えて出発した。

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2017年2月5日、中国のIT情報ポータルサイト・駆動之家によると、中国・北京市にある南苑空港で4日夜、旅客機のエンジンに「孔明灯」が吸い込まれるトラブルがあり、乗客らは別の旅客機に乗り換えて出発した。

トラブルが起きたのは河南省南陽市の空港に向かう予定だった中国聯合航空5837便。滑走路を走行中に乗組員が孔明灯に気付き、管制塔に報告した上でエンジンを停止したが、孔明灯は左側のエンジンに吸い込まれた。機体に損傷はないという。

孔明灯は、紙袋の底部のろうそくを燃やし浮力を持たせて飛ばす小型の気球。中国では南部を中心に旧暦1月15日(今年は2月11日)の「元宵節(げんしょうせつ)」に夜空に放ち無病息災や願いを祈る風習がある。

法制晩報によると、北京市では、空港付近の規定されたエリア内で、伝書鳩やたこ、気球、孔明灯、花火などを上げることは禁じられており、違反した場合は2万元(約32万7000円)以上10万元(約163万8000円)以下の罰金が科される。

間もなく元宵節を迎えることから、南苑空港は付近の住民らに対し、空港近くで孔明灯などを飛ばさないよう促している。(翻訳・編集/柳川)