小横綱・稀勢の里、連続優勝達成!

どうだ見たか、という想い。横綱昇進の折に「二場所連続優勝していない」という杓子定規な原則の押しつけをしてきた相撲など別にどうでもいい連中に小横綱・稀勢の里が見せつけてくれました。何と稀勢の里は、5日に行なわれた第41回日本大相撲トーナメントで見事に優勝をはたし、大相撲初場所につづく二場所連続優勝を達成したのです。

「場所じゃないだろ」「これの優勝を自慢してるヤツ初めて見た」「えっ!コレって大きめの巡業でしょ?」などという外野の声には一切耳を傾けません。そこ、春巡業フジテレビ場所などと呼ぶのはやめろ!この大会は力士たちが一日限りで争う、ある意味でより厳しい戦いの舞台。十五日ダラダラやるよりも一日限りのほうが勝つのが難しい、重要な戦いの舞台なのです!絶対!

↓バカモーン!協会!「<催事情報>」というタグをやめろ!

デパートの食品売り場でやるイベントみたいじゃないか!

違う違う!「公式戦情報」とかそういう扱いだ!

フジテレビが例年以上の気合いをこめ、土俵を360度体験できるVR中継なども敢行した今大会。「すごいボヤッとしてる」「画質…」「いろんな角度からのカメラを自由に選んで見たいっていう欲はあるけれど、同じ位置のカメラがいろんな方向を向けることに何か意味があるのだろうか」などと思いつつも、新しい企画を実現するのは素晴らしいことです。僕も5分ほどタップリVRを楽しみました。大満足です。

そして迎えた待望の地上波中継。画面にはいきなり新横綱・稀勢の里の土俵入りが。太刀持ちの高安と露払いの松鳳山を従えて国技館の土俵に上がる稀勢の里の立派な姿。いかにも相撲取りという北の湖のような体型と、戦う男の気高さをにじませる北の湖のような仏頂面、よく考えてみたら「キタノウミ」と「キセノサト」はだいぶ似ている。シンクロ率40%もある。早くも大横綱の風格(だけ)は十分です。

↓まだぎこちないけど、せりあがりもスムーズになってきた!


振り付けも間違わなかったし、上出来だ!

見た目はすでに紛うことなき大横綱!

この大会は稀勢の里にとっては過去優勝と無縁の大会。まぁ、本場所は先日初めて優勝したばかりですし、それ以前の「優勝」をあたっていくと2004年の幕下優勝までさかのぼるという徹底的に優勝と縁のない土俵人生ですから、当然この大相撲トーナメントにも優勝はありません。横綱となってその壁を打ち破れるのか、どうでもいい試合ですが稀勢の里にとっては重要な試金石なのです。

↓今の稀勢の里ならきっと大丈夫!昨年は全日本力士選手権も制するなど、もはや優勝を取り逃がすような小心者ではないからな!

「全日本力士選手権」
「本場所」
「大相撲トーナメント」

3つ優勝したら三冠とかグランドスラムとか名乗ってもいいですかね!

ダメですかね!やっぱり!

初場所からの流れ…「せっかくみんなイイ気分なんだから水を差すのはやめとくか」という気運は、大相撲トーナメントの土俵にも満ちていました。過去4度の優勝を誇る大横綱・白鵬は初戦となった二回戦で塩を大量にまくパフォーマンス。「あぁ、もう一日分の塩を使ったな」という匂いを存分に漂わせながら、本場所の土俵ではさんざっぱらおちょくりたおしている相手・栃煌山にチカラなく寄り切られるなど「本日早退」を宣言。「あとは日本出身観客のみなさんで勝手に楽しんでください」というサービス精神を遺憾なく発揮してみせます。

↓負ける気マンマンの塩まき!

白鵬:「よし、一日分の塩まくぞ!」
白鵬:「さぁ、俺を倒してくれ!」
白鵬:「って栃煌山弱っ!」
白鵬:「俺はもうチカラ抜いてるから!」
白鵬:「早く仕留めてくれよ!」
白鵬:「栃煌山弱っ!」

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同様に初場所を休場した横綱・鶴竜は「無理をした休日出勤」の体裁でチカラなく寄り切られ早退。琴奨菊は早退なのか本当に具合が悪いのかどっちかわからないものの、やはり初戦で姿を消します。日馬富士・豪栄道はそもそも休んでおり、やる気のある者を探すほうが難しいといった上位陣。

むしろそれなら初場所で好成績を挙げた貴ノ岩のほうがはるかに手強そう。二回戦では立ち合い変化で高安を破るあたりには、「さすが貴乃花の弟子…」「めっちゃやる気あるやん…」「ここで変化するかね…」「今日はみんなテキトーに流す日なんだけどな…」「ある意味で融通がきかない…」と上位進出の予感も高まります。やる気のないデブよりもやる気のあるデブのほうが強いでしょうからね!絶対!

↓ちなみに白鵬は、東京ディズニーリゾートで執り行われたウチの愛(旧姓:福原)の披露宴に出るため急いでいたのです!

白鵬:「わし、パーティー行かなアカンねん」
白鵬:「パーティー行かなアカンねん」
白鵬:「18時まで国技館に居るワケにはいかんねん」
白鵬:「来ただけマシやろ?」
白鵬:「あとは日本出身観客のみなさんで」
白鵬:「存分に相撲をお楽しみください」

ダメだろwwwwwこういうツイートさせたらwwwww

完全にチカラ抜いてる感バリバリですやんwwwww

八百長ダメ!絶対!

一方、小横綱・稀勢の里は初戦で宝富士を力強く寄り切ると、三回戦では得意の相手・勢を万全の体勢で寄り切る横綱相撲。勢も最後は背中を軽く叩いて「もう負けます」と合図を送らずにはいられないほどの強い圧力をかけていきました。「ケガしないようにダラダラ流してやりたい」という大半の力士たちとはまったく異なる、これが稀勢の里なりの横綱のあり方なのです!

↓ちなみに白鵬は結婚披露宴の会場に無事に到着できました!

白鵬:「披露宴やん?」
白鵬:「わしら相撲取りは紋付袴やん?」
白鵬:「風呂入るやん?」
白鵬:「マゲも結うやん」
白鵬:「時間かかんねん」
白鵬:「花嫁と同じくらい時間かかんねん」
白鵬:「18時まで国技館におられんねん」
白鵬:「来ただけマシやろ?」
白鵬:「あとは日本出身観客のみなさんで」
白鵬:「存分に相撲をお楽しみください」

会社を早退して野球観に行ってツイッター更新するみたいなな堂々としたシェアwww

もはや隠す気もない早上がりwwww

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稀勢の里は準々決勝では「199キロと言い張っているけれど実は200キロ超え」の逆サバ読み・臥牙丸を寄り切って完勝。「逆サバってのはな、ほかの格闘技では違法なんだよ!」「失格になる行為なんだぞ!」「階級制じゃないからテキトーにやってるだけで!」という厳しい視線は、新たな土俵の秩序を作ろうとする自覚に満ちているものでした。

準決勝では初場所も好調だった難敵・玉鷲が相手。立ち合いはフワッと立って、まるで待ったか何かのような動きの稀勢の里。しかし、相手の玉鷲も「今日はここで負けたほうがいいですよね?」という空気を読んだフワッとした攻めだったことで難を逃れると、あとは左右からの強烈なおっつけで破壊的な圧力を発揮。見事に決勝進出を決めてみせました。

そして迎えた決勝戦。相手は初場所で稀勢の里の優勝を決める金星をあげた貴ノ岩。融通のきかないガチ勢の登場を前に、稀勢の里にもこの日初めて緊張の波が訪れます。すると、立ち合いでもぐられて右を深く差され、そのまま土俵際へ後退していきます。「危ない!」と思ったか、ここで稀勢の里は強引な首投げでブン回し、最後はバランスを崩した相手を突き落としで土俵に這わせます。

↓やった!小横綱・稀勢の里が悲願の大相撲トーナメント制覇だ!


同僚:「うわぁ…本気で勝とうとしてる…」
同僚:「怪我するわこんなん…」
同僚:「フワッとやって、ソーッと勝てや…」
同僚:「つきあいきれんで!」
同僚:「ワシはもう結婚式に行くから!」

怪我をしないようにとか、面白おかしくとか、結婚式に間に合うようになんて計算は一切ないリアルファイト。大相撲トーナメントでもそれをやってくるあたりは、稀勢の里らしい見事な戦いぶりでした。どっちがイイかはともかくとして、生き様というか主張が感じられる相撲でした。この戦い、横綱としてこれからもつづけていってほしいもの。どんな日もリアルファイト、どんな日も横綱相撲、それを誇りとして立派な横綱になっていってもらいたい。

一部であった「二場所連続優勝ではない」という懸念も、「大相撲初場所」「大相撲トーナメント」でしっかり連続優勝を達成して払拭することができました。10回前後優勝するまでは大横綱と呼ぶのははばかられますが、小横綱としては立派に場所をつとめてくれるはず。最終的に中横綱くらいまでいけるよう、頑張ってほしいものですね。おめでとう、小横綱・稀勢の里!

↓なお、その頃白鵬は愛に「おめでとう」とつぶやいていました!


巡業を欠勤してサッカーをしたら怒るけど、テキトーに流して早退して結婚式に出るのは怒られない!

その絶妙な見切りが史上最強横綱の勝負勘です!

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相手にやる気がないときは小横綱・稀勢の里が最強です!