ナスリPK失敗のセビージャ、守護神アセンホ躍動のビジャレアルにホームで痛恨ゴールレス…《リーガエスパニョーラ》

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▽リーガエスパニョーラ第21節、セビージャvsビジャレアルが5日にサンチェス・ピスファンで行われ、0-0のドローに終わった。

▽前節、主将パレハの開始2分のPK献上&一発退場が響き、エスパニョール相手に敗戦し、リーグ戦の連勝が「5」でストップした3位セビージャ。今冬の移籍市場で日本代表MF清武弘嗣が古巣セレッソ大阪に旅立った中、仕切り直しを図るサンパオリ監督率いるチームは、前節グラナダ相手に公式戦7試合ぶりの勝利を手にした6位ビジャレアルをホームで迎え撃った。前節からのメンバー変更は2点。出場停止のパレハ、ケガのエスクデロに代わって、ラングレと負傷明けのビトロが起用された。

▽開始1分にボックス内でヨベティッチが相手DFに引き倒される場面があったものの、主審はこのプレーでファウルを取らず。最初の決定機を逸したセビージャは、直後の5分に相手のロングカウンターからロドリゴにミドルシュートを許すが、これは枠を外れた。

▽時間の経過と共にゆったりとしたポゼッションからサイドを起点に緩急自在の崩しでゴールに迫るセビージャは、16分に右サイドのメルカドが絶妙なクロスをゴール前に送ると、これをイェデルが頭で合わせる。だが、このシュートはGKアセンホのビッグセーブに阻まれる。

▽その後も良い距離感を生かした素早い攻守の切り替えでビジャレアル得意のカウンターを封じ、相手陣内でハーフコートゲームを展開するセビージャは、ゴール前に人数をかけた攻撃で幾度もゴールに迫るが、リーガ屈指の堅守を誇るアウェイチームのゴールをこじ開けることはできず。

▽ゴールレスで迎えた後半、開始3分にセビージャに絶好の先制機が訪れる。ボックス左ギリギリの位置でビトロがDFガスパールに倒されてPKを獲得。だが、キッカーのナスリが右隅を狙ったシュートは相手GKアセンホに完璧に読まれて痛恨の失敗となった。

▽先制のチャンスを逸するも押し込む展開が続くセビージャは、59分にもフランコ・バスケスの当たり損ねのボレーシュートに反応したイェデルがゴール前に抜け出してダイレクトシュートを流し込むが、ここはわずかにオフサイドラインを越えていたとの判定でゴールは認められない。

▽一方、前半から劣勢が続くものの要所でカウンターを仕掛けるビジャレアルは、後半立ち上がりにアドリアンに続けて決定機も、こちらもGKセルヒオ・リコの牙城を破ることができない。

▽ホームで勝ち切りたいセビージャは、62分にマリアーノを下げてサラビアを投入し、この交代でシステムを[3-5-2]に変更。さらにビエット、イボーラと特長の異なるアタッカーを投入し、ゴールをこじ開けにかかる。82分にはナスリからの絶妙なクロスに抜け出したイボーラがゴール前で決定的なヘディングシュートを放つが、ここはGKアセンホが圧巻のレスポンスでボールをかき出し、またしても先制点を奪うことができなかった。

▽最後までゴールを目指したセビージャは、70パーセント近いボール支配率で押し込んだものの、相手GKアセンホが躍動した堅守ビジャレアルを前に痛恨のゴールレスドロー。2戦未勝利で上位2チームとの勝ち点差を縮めることはできなかった。