鹿児島と北九州のJ3勢対決は1-1の引き分けに終わった

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[2.5 DAZNニューイヤー杯鹿児島R 鹿児島1-1北九州 鹿児島サ]

 2017JリーグDAZNニューイヤー杯の鹿児島ラウンドが5日、開幕し、鹿児島県立サッカー・ラグビー場の第1試合では鹿児島ユナイテッドFCとギラヴァンツ北九州が対戦し、1-1で引き分けた。

 昨季、J3参戦初年度で5位に入った鹿児島と、J2で最下位の22位に終わり、J3降格が決まった北九州。ともに今季は同じJ3のカテゴリで争う九州勢対決は両チームがPKで点を取り合い、痛み分けに終わった。

 北九州は前半3分、DF石神直哉が左足で直接FKを狙うと、同10分には福岡から加入のFW平井将生が右足でFKを蹴ったが、いずれも枠を捉えられない。地元・鹿児島は前半19分、MF五領淳樹のスルーパスに福岡大から新加入のFW野嶽惇也が反応。ドリブルで持ち込み、右足でシュートを打ったが、カバーに入ったDF加藤弘堅にクリアされた。

 スコアレスで折り返しかと思われた前半終了間際に試合は動く。北九州は前半44分、左サイドからのスローインを受けたFW水永翔馬がDF上本大海に倒され、PKを獲得。これを平井がゴール左に決め、先制に成功した。

 そのまま前半を終えたい北九州だったが、前半アディショナルタイム、鹿児島はPA内のこぼれ球に反応したFW藤本憲明が加藤、DF刀根亮輔に挟み込まれる形で転倒。自ら獲得したPKを藤本がしっかり沈め、すぐさま同点に追いついた。

 1-1で折り返した後半は互いに選手交代を行いながら勝ち越しゴールを目指したが、2点目が生まれない。北九州は後半19分、石神の左CKに水永が頭で合わせるが、GKがキャッチ。同37分にも再び石神の左CKから途中出場のFW小松塁がヘディングシュートを打ったが、枠を捉えられなかった。

 今季から鹿児島を率いる三浦泰年監督は「前半に決定的なシーンがいくつかつくれたし、効果的な攻撃ができた」と評価した一方、「そこで決めるか決めないかでシーズンが左右される」と指摘。今季から北九州を指揮する原田武男監督は「目標はハッキリしている。J2昇格のために何をしないといけないか。勝利にこだわって戦うチームをつくりたい」と、1年でのJ2復帰を目指し、3月11日のJ3開幕に向けてチームを仕上げていくつもりだ。

(取材・文 西山紘平)


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