4日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「マティス国防長官、北朝鮮と中国が脅威と名指し」を掲載した。マティス国防長官は、尖閣諸島が日米安保の適用範囲だと言明。中国が反発している。

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2017年2月4日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「マティス国防長官、北朝鮮と中国が脅威と名指し」を掲載した。

マティス米国防長官は3日、稲田朋美防衛相と会談した。日本到着から24時間で日本の首相、官房長官、外相、防衛相との会談が設定されたことになる。日本史上最高の待遇で迎えられた米国防長官と言えるだろう。マティス国防長官は北朝鮮と中国を名指しし、その脅威について繰り返し言及した。これほどまでに率直かつ直裁(ちょくせつ)的にアジア太平洋地域の安全問題に言及した国防長官はいない。

マティス国防長官はまた、尖閣諸島は日米安全保障条約第5条の適用範囲に含まれていることを言明し、従来の米国政府の方針を踏襲することを明らかにした。この発言を受け、中国外交部は2日夜に報道官談話を発表。釣魚島(尖閣諸島)は中国固有の領土という歴史的事実は変えられないと主張するとともに、日米安保は冷戦時代の産物であり、中国の領土主権と正当な権益を損なうものであってはならないと抗議している。トランプ新政権に対して、中国は控えめな反応に終始してきたが、マティス国防長官の訪日後には米国への批判のトーンが強まるという変化が見られた。(翻訳・編集/増田聡太郎)