4日、中国の北京市、天津市、河北省など北部一帯に加え、河南省や湖北省などで、旧正月の大型連休後に深刻なスモッグが再発している。写真は4日の北京。

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2017年2月4日、新華社によると、中国の北京市、天津市、河北省など北部一帯に加え、河南省や湖北省などで、春節(旧正月)の大型連休後に深刻なスモッグが再発している。

北京市環境保護監測センターは4日午前と日中は低気圧の影響で大気の拡散が難しい状態にあり、市全体が6級厳重汚染になると発表した。道路沿いに設置された計測機器のリアルタイム情報によると、午前6時の時点で、大部分の地区で視界が3キロ以下となった。市内の東南部で視界がやや悪く、一部では視界1キロ前後の状態となった。

河北省環境緊急対応・重汚染天気予報センターの張良(ジャン・リアン)氏は、「大気汚染の主因はこれまでと同様に石炭を燃焼させた煤じんによるものであり、その排出量が増加している」と指摘。旧正月期間も鉄鋼や冶金(やきん)、化学工業などの分野で多くの大型企業が生産を続けていることに加え、出稼ぎ労働者が帰省したことで旅客量が増大し、排出ガスが増えたと考えられるとした。

4日午前10時時点で、河北省の大部分の都市が重度汚染状態となり、石家荘市や秦皇島市では深刻な汚染となった。廊坊市は黄色警報を発令し、3級緊急対応の態勢を敷いた。

天津市でも黄色警報が発令され、中型以上のディーゼルエンジントラックは走行が規制され、工事現場の掘削や土砂運搬などの関連作業も停止された。

一部の省では、スモッグにより空港の発着に影響が生じたり、高速道路が通行止めになったりしている。(翻訳・編集/岡田)