舞台挨拶に臨んだヤオ・ニン

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 台湾出身の女優ヤオ・アイニンが初主演した日本映画「恋愛奇譚集」の公開記念舞台挨拶が2月5日、東京・新宿シネマカリテで行われ、ヤオをはじめ共演の内田慈、福田麻由子、柳俊太郎、遠藤新菜、子役の若林瑠海くん、主題歌を手がけたあいみょん、メガホンをとった倉本雷大監督が出席した。

 台湾でモデル・女優として活躍するヤオは、第27回東京国際映画祭に出品された映画「共犯」でも強烈なインパクトを残した。今作で日本での本格的な活動を始動させており、日本語で「皆さん、来ていただいてありがとうございます。日本語はまだまだですが、頑張ってしゃべります」と挨拶。その後の質問に対しても、すべての返答を懸命に日本語で応じた。

 2月4日に封切られた今作は、美しい田園風景が広がる福島県天栄村を舞台に、台湾からの留学生ユーウェン(ヤオ)をはじめ、様々な事情を抱えた人々が大切な思いを伝えるために奮闘する姿を描く。ヤオは出演決定当時を振り返り、「最初はすごく緊張しました。監督さんとは1回も会ったことがないし、日本語もまだまだなので、大丈夫かなと心配していました」と明かしたが、「現場で皆さんは優しくて、ゆっくり話してくれるので、楽しかったです」と笑顔を弾けさせた。

 さらに、「『恋愛奇譚集』は初めて主演した日本映画。大事な1本で、大切に思っています」と感慨深げな面持ち。満場の客席に向け、「チケットを買って、見に来てくれて、本当にありがとうございます。皆さん周りの人を大切にして、素敵な恋をしてください」と呼びかけ、「あ! あと、パンフレットも買ってください!」とちゃっかりアピールしていた。

 異国の地で健気に奮闘するヤオの姿に、一同も刺激を受けたようだ。ユーウェンの恋敵とも言える役どころを演じた遠藤は、「私も中国でのお仕事の機会があります」と述べたうえで、「ピピちゃんが現場で葛藤してセリフを覚えて、コミュニケーションも取っている姿からは、見習わなきゃなと思いますし、私も飛び込んでいって愛される人でありたいと、影響を受けました」と表情を引き締めていた。