4日、中国でチベット問題を担当する高官はこのほど、中国政府に対しチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世と対話するよう促したティラーソン米国務長官を「素人」と形容した。写真はダライ・ラマ14世。

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2017年2月4日、中国でチベット問題を担当する全国政治協商会議民族宗教委員会の朱維群(ジュー・ウェイチュン)主任はこのほど、中国政府に対しチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世と対話するよう促したティラーソン米国務長官を「素人」と形容した。英BBCの中国語ニュースサイトが伝えた。

ロイター通信によると、ティラーソン氏はこのほど、米上院外交委員会からダライ・ラマ14世と会うかどうか尋ねられた際に肯定的な答えを出した上で、中国政府に対しダライ・ラマ14世と対話するよう促した。

これを受け、朱氏は、強硬かつ国家主義的な論調で知られる中国のタブロイド紙「環球時報」の取材に対し、「中国政府は中国を分裂させることを目指している違法グループと対話することは不可能だ」とし、「ティラーソン氏の発言は彼がチベット問題について完全な素人であることを示している」と指摘。「米国はダライ・ラマを使ってトラブルを巻き起こすことを止めるべきだ」とも語った。(翻訳・編集/柳川)