【独男孝也の本音】「独身を貫くメリット」を本気で考えてみた! 〜その1〜
藤島孝也、33歳。先日ついに誕生日を迎えてしまった!
そして学生時代の仲間が開いてくれた誕生会での席で、こんな話題になった。
「35歳の未婚男性が5年後に結婚できる確率はわずか1割なんだって。孝也も結婚考えているならそろそろ相手見つけないとだぞ!」
余裕の発言をした雄介はすでに既婚・2人の子持ちだ。
内閣府の出す「子ども・子育て白書」によると、50歳までに1度も結婚したことがない「生涯未婚率」は男性で約2割、女性で1割を越えているとか(2010年時点)。離婚した人を含めれば、その数はかなり増加することになるらしい。
「50歳で1回も結婚したことがない人が男性は5人に1人だろ!? それってヤバいよな〜。オレ、当てはまりそう(笑)」
「男は40歳くらいでも結婚できるかと思っていたけどそんな甘くないんだな……」
次々に独身仲間がぼやく。
「でも3組に1組が離婚しているっていうし、自分たちが50歳になるころには結婚していない人が意外といたりして(笑)」
「独り身の人が多くなると、それなりに社会のサービスも整い、独身も住み心地がよかったりするんじゃね!?」
なんてタラレバ話を言って安心してみたりする……。
確かに独身でいることの大きなデメリットは「将来への不安」だ。いくら独身が増えたとしても、サービスが整うとは限らないので、そうなるとパートナーを作り、将来の保険をかけておくことは堅実な考えと言えるわけだ。
ちなみに2015年時点での未婚率を調べてみると……
【男性未婚率】
・25〜29歳……72.5%
・30〜34歳……46.5%
・35〜39歳……34.5%
【女性未婚率】
・25〜29歳……61.0%
・30〜34歳……33.7%
・35〜39歳……23.3%
※内閣府「少子化社会対策白書」より
33歳のオレですら、すでに独身=少数派の部類。35歳以上になればかなり残り物感が出てしまうようだ。
ではどうすれば、売れ残り感がなく独身を謳歌できるのだろうか。
誕生日を期にさらに結婚願望が増してきたオレだが、生涯独身の可能性のある今、まずは生涯独身であるメリットを考えてみようと思う。
今後のライフプランを考えたとき、独身だと大きな変化がなく平凡な毎日が続く気がしてしまうわけだが……。
とりあえずオレ基準で独身のメリットをリストアップしてみた。
・稼いだお金が自由に使える
・休日は自分がやりたいことができる
・趣味に打ち込める
・仕事に没頭できる
・精神的な負担が少ない
・人を支える責任がない
・好きな物を好きな時に食べられる
・自由に飲み会に参加できる
・気軽に恋愛を楽しめる
・友達と自由に遊べる
・いろんな人とデートができる
う〜ん、こう考えると悪くない! 今の生活はまさにコレらが実現できている状態で、もちろんそれほど不自由は感じていないのだ。
ちなみに独身仲間の智人(35歳独身)は、こんなことを追加してきた。
・面倒な親戚付き合いがない
・大変な育児をしなくていい
・老後は自分の心配だけすればいい
・将来のために貯蓄だけしていれば何も心配がない
「何言っているんだよ! 社会は家族にメリットがあるように作られているぞ。やっぱり家庭を持つのが一番だよ」
子持ちの雄介は、オレたち独身組が考えるメリットを真っ向から否定してきたのだ。そしてオレたちが想像していない結婚のメリットをどんどんアピールしてきた。
そんなに結婚ってメリットがあるのか!? 詳しくは〜その2〜で見て欲しい。