仙台から柏に加入したFWハモン・ロペス

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[2.4 練習試合 柏0-1清水 指宿]

 可能性は十分に感じさせた。柏レイソルはFWクリスティアーノ、FWディエゴ・オリヴェイラ、そして仙台から獲得した新戦力のFWハモン・ロペスを先発起用。「一回、組ませてみたかった」(下平隆宏監督)というディエゴ・オリヴェイラとハモン・ロペスの2トップに左サイドハーフのクリスティアーノが絡むブラジル人トリオが立ち上がりからチャンスをつくった。

 1本目17分、縦パスを受けたディエゴ・オリヴェイラが素早く前を向いて左足でシュート。その1分後にはディエゴ・オリヴェイラのスルーパスに抜け出したハモン・ロペスが決定機を迎えたが、いずれもGKの好セーブに阻まれた。精度の高いキックでセットプレーからもチャンスをつくるクリスティアーノは2本目7分にDF中山雄太からの縦パスに反応し、GKと1対1を迎えたが、ここもGK六反勇治が立ちはだかった。

 1、2本目の80分間で不発に終わったものの、チャンスは十分にあった。下平監督は「ハモンのコンディションはまだ上がっていない。チームが変わって戦術も理解しないといけないし、体も頭も疲弊している」と指摘したが、それだけまだ“伸びしろ”があるということでもある。

 MF大谷秀和は新戦力のハモン・ロペスについて「真面目な選手で、言ったことはやってくれる。守備は仙台で叩き込まれているなと感じた」と、その印象を語った。「ただ、彼が一番生きるのは攻撃。そこで彼が生きるようにしないといけない」。ハマれば爆発力は間違いなくある。強力アタッカー陣をどう生かしていくかは、大谷ら中盤選手のかじ取りにもかかっている。

「ボールを丁寧につなぎながらも、アバウトなロングパスで彼らを走らせるシチュエーションも試合の中では必要だと思う。相手にとって何が怖いかを考えないといけない」。そう攻撃のイメージを膨らませる大谷は「チームで共有していることはあるけど、アタッキングサードでは選手のアイデアを積極的に出すように言われている。彼らが気持ちよくプレーできるように、彼らのストロングを生かせるようにサポートしていきたい」と話した。

(取材・文 西山紘平)


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