今や春節など中国の大型連休時期になると、日本を含む世界のあらゆる観光地で中国人観光客の姿を見かけるようになった。マナーやモラルの問題はまだまだ根本的に解決はされていないが、現地の旅行業界や小売業界、飲食業界にとっては1人でも多くの中国人観光客に来てもらってたくさん消費してもらいたい、というのが本音かもしれない。(イメージ写真提供:123RF)

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 今や春節など中国の大型連休時期になると、日本を含む世界のあらゆる観光地で中国人観光客の姿を見かけるようになった。マナーやモラルの問題はまだまだ根本的に解決はされていないが、現地の旅行業界や小売業界、飲食業界にとっては1人でも多くの中国人観光客に来てもらってたくさん消費してもらいたい、というのが本音かもしれない。

 中国メディア・今日頭条は2日、今年の春節連休でも中国人観光客が世界各地に出かけて現地を経済的に潤わせた一方で、韓国だけは大打撃を受けたとする記事を掲載した。

 記事は、消費観念の変化に伴い春節の連休に国外旅行に出かける中国人が増えており「中国の春節はもはや、世界のゴールデンウイークになっている」と紹介。春節期間の旅行予約状況を見ると、遠くは米国、英国、スペイン、ドイツなど、近くではオーストラリア、ニュージーランド、タイ、ベトナムなどの国、地域を訪れる傾向が際立っていたと説明した。

 そして「中国人観光客は各地に豊かな利潤をもたらしていることは否定できない」とする一方、「今年の春節では失望と憂慮が倍加した地域もある」と説明。その代表格は韓国であり、春節期間中に韓国を訪れる中国人ツアー客が大きく減少したとする韓国メディアの報道に加え、同国内の旅行会社関係者が「去年にくらべ中国人ツアー客が20-50%減った」などと語ったことを紹介している。

 韓国を訪れる中国人観光客が減少した背景について言及していないが、そこにはTHAAD(終末高高度防衛)ミサイル配備を巡る中韓間の政治的な冷え込みの影響があるとみられる。記事は、このほかにもノービザ入国、ビザ発給簡素化などの対象国が増えたことで、遠くの国へ旅行する中国人観光客が増えたとも解説した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)