ウートピのコンセプト「しなやかに、生きる」。柔らかくて、優しくて、でもしっかりとした芯を持っている……そんな女性像を掲げてきました。しかし「しなやか」と聞いて思い浮かべるイメージは人それぞれ。そこで、さまざまな業界で活躍するみなさまに「しなやか」について伺いました。

あなたの想う「しなやかな人」ってどんな人ですか? 第三回目は「比嘉愛未、迷路に入り込んだときに背中を押してくれたもの「世間体や周りに惑わされすぎていた」」に登場していただいた、女優の比嘉愛未さんです。

しなやかさには「強さ」が必要

意思の強さを感じさせる、まっすぐな瞳がとても印象的な比嘉愛未さん。前回、30歳を迎えての思いを素直に語ってくれた比嘉さんが考える「しなやか」とは?

「しなやかに生きる女性を応援するサイトなんですか? ステキですね! 私もしなやかさにはすごく憧れているんです。

ただただ優しかったり、ほわっと柔らかいだけじゃなく、しなやかさには強さが必要じゃないですか。たとえば竹のような人と言ったりしますが、竹って、堅いですよね。でも風にもなびくし、どんな強風であっても対応しながら折れることがない。

芯の強い人が、本当の意味でのしなやかな女性なんじゃないかなと思います。さらに頑固すぎず、柔軟に向き合いながら、立ち続けられるのが理想ですね。

私、年が明けると毎年抱負を立てるんですけど、今年の抱負は、“純粋に、愛を与え、与えられる人になりたい”なんです。

人生のテーマでもありますが、今年は特に意識していきたいなって。家族や友だちだけじゃなくて、すべてのことに対して。何か残念なことが起きたとしても、自分の考え方、捉え方次第で好転していくと思うんです。すべてのことに対して、愛情を持って向き合って臨める人になりたいです。

自分自身にも愛情を持って。がんばるのはもちろんだけど、最近になってようやく、がんばり“すぎない”ということも意識できるようになりました。頑固すぎてもそれはただの石になってしまうので。そうしていくことが、しなやかさにもつながっていく気がします」

●WOWOW連続ドラマW 『本日は、お日柄もよく』で主演
最終話は、2月4日(土)夜10:00放送
リピート放送:2/6(月)夜10:00、2/7(火) 午後12:00、2/11(土・祝) 午前10:00

(望月ふみ)