Doctors Me(ドクターズミー)- シャワーだけで済ますのはダメ!? 7つの効果をお風呂と比較してみた

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仕事や飲み会で帰りが遅くなってしまうと、湯船につからず、シャワーだけで済ませてしまうときもあるかと思います。

ゆっくり湯船につかる場合と、シャワーだけで済ます場合はどのような違いがあるのでしょうか。

今回はシャワーとお風呂の効果別の違い、効果的なシャワー浴方法などを医師に解説していただきました。

入浴をシャワーだけで済ます健康リスク


体が冷えやすい


湯船にしっかり浸かるのに比べると、芯まで温まりにくいというのはあります。

リラックス効果が弱い


シャワーも気持ちの良いものですが、一般的にはお風呂に浸かったほうが肩の力も抜けリラックス効果が期待できます。

隅々まで汚れが落ちにくい


シャワーではしっかり毛穴が開くまで時間をかけて入浴することが少なく、隅々まで汚れを落としにくいといったこともあると考えられます。

シャワーとお風呂で7つの効果を比較

1:保温効果



■ お風呂
お風呂にゆっくり浸かると、しっかり体が温まり、汗も適度に出ます。入浴剤などを使用することも保温効果アップにつながる場合もあります。

■ シャワー
さっと入って済ませて出ることが多いこと、シャワーのお湯は一度にあまり体の広い範囲にはかからないことから、保温効果はあまり期待できません。

2:新陳代謝



■ お風呂
お風呂では発汗も促され、毛穴の老廃物などがきれいになりやすくなるほか、新陳代謝を活発にし、カロリー消費も多いなど、美容面でもメリットが多いです。

■ シャワー
時間が短いことやさっと表面を流すだけで終わりがちなことから、新陳代謝の促進効果もお風呂への入浴よりは劣ります。

3:疲労回復



■ お風呂
体調にもよりますが、お風呂に浸かると全身の血行が促進され、肩こりなども楽になる感じがあります。

■ シャワー
疲労回復に関しても、体や髪を洗ってさっぱりするということはあっても、特に強い疲労回復効果、というのは感じられない場合が多いです。

4:リラックス



■ お風呂
個人の好みにもよりますが、お風呂にゆっくり浸かることはリラックス、ストレス解消法となります。

■ シャワー
お風呂ほどリラックスを求められないと考えられます。

5:体臭



■ お風呂
湯船につかることで血行が良くなり、発汗も促されることで雑菌を繁殖させ体臭のもととなることの多いアンモニアを減らしてくれる働きがあり、体臭予防にも非常に効果的といわれています。

■ シャワー
お風呂への入浴ほどの効果は残念ながら体臭に対しても期待はできません。

6:衛生面



■ お風呂
健康な時であればもちろん、しっかり汗を流し、隅々まで水が当たることによってきれいになりやすいということは言えますが、一方お風呂にためたお湯はある程度雑菌を含むことになるので、例えば手術後などは勧められないことがあります。

■ シャワー
きれいな新しいお湯のみがあたることになるシャワーは、手術後など有用な場合もあります。

7:血圧の上昇



■ お風呂
お風呂は特に熱すぎたりすると、血圧が急に上昇することがあります。

■ シャワー
シャワーも交感神経を刺激することにより血圧が上がりますが、お風呂の場合もシャワーの場合も浴室やお湯の温度など諸条件によって異なってきます。

効果的なシャワー浴Q&A


Q1:適温は何度くらいですか?


何度にしなくてはならない、ということはありませんが、熱すぎたり、冷たすぎたりしないように調節するとよいでしょう。

Q2:シャワーを当てる体の部位の順番は?


身体の下の方の、心臓に遠い部分からゆっくり上に上がるように温めていくと体が温まるといわれているようです。

Q3:理想的なシャワー浴時間は?


5分で済ますなどではなく、全身が温まるようにある程度時間をかけてシャワーを浴びるとよいでしょう。

Q4:注意点はありますか?


シャワーは入浴に比べると温まり方は弱い場合が多いので、室内を温めておく、乾いたタオルを用意して上がった後気化熱で体温を奪われないようにする、といった配慮をしておくようにしましょう。

医学的にみてシャワーとお風呂はどちらが良い?


特に基礎疾患のない元気な方であれば、リラックス効果や発汗効果も期待できる湯船につかるほうがメリットが多いと考えられます。

最後に医師から一言


シャワー浴は手軽ですが、特にこの季節は時間のある時は、お風呂にゆったりつかりたいですね。

(監修:Doctors Me 医師)