キュアップ・ラパパ!

ディープラーニングのフレームワーク「Chainer」を利用した自動着色「PaintsChainer」が話題になっています。

これはアップロードされた線画に対し、人工知能(AI)が学習した経験則に従って自動的に着色してくれるサービス。まるで魔法みたいですね。

魔法と言えば? そう、『魔法つかいプリキュア』です。そこで、この人工知能が魔法つかいプリキュアをどう塗るのか? 検証してみました。


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まず、ダイヤスタイル。配色は正しくはありませんが、すごくゆるふわな感じで、これはこれでアリなのではないでしょうか。


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ミラクルはオッドアイになっています。すごくかわいい。


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続いてルビースタイル。ダイヤスタイルと大きな変化はなく、髪の毛は黄色系、服は赤・ピンク系という学習結果が反映されています。胸元は塗りが甘め。デザインが複雑になっているため、塗り悩んでいたのかもしれません。


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サファイアスタイル。本来は青色ですが、人工知能は紫〜黒系のイメージを感じたようですね。表情も相まって、マジカルが悪役っぽい感じになっています。ミラクルは相変わらずオッドアイ。


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トパーズスタイル。ダイヤ・ルビーと同じような配色です。人工知能はこの子たちのイメージを、ポーズや衣装が変わっても髪の毛は黄色、衣装はピンク系が最適解であると認識しているようです。


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パジャマのふたり。ふんわりとしたタッチなので、こういった絵の塗りにも向いていますね。モフルンをちゃんとクマっぽい色で塗っているのはさすが。画面中央のダークマターっぽいものは、ページの折り目の黒くなっている部分が強調されたのかもしれません。

なお、「PaintsChainer」ではカラーパレットを使って線画に色を置くことで、着色の方向性をある程度コントロールすることも可能です。


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使いこなすには、人工知能の特徴や傾向を知る必要があるかもしれませんが、元の配色を再現しつつ、AIに塗ってもらうということもできるんですね。使いこなせれば、着色というフローをすべて人工知能に任せることも? ひょっとしたら今後は、

『いかに効率よく人工知能にディープラーニングを行い、育て、傾向や考え方を理解するか?』

これも「塗り」のテクニックのひとつとして、成り立っていくのかもしれません。


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ちなみにこちらは、僕の嫁がわりとガチで塗ったプリキュア塗り絵。

みなさんはAIと嫁と、どちらの塗りがお好きですか?
もっとプリキュア!
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image: ©ABC・東映アニメーション, ©サンスター文具
Photo: 小暮ひさのり
source: PaintsChainer, 魔法つかいプリキュア, サンスター文具株式会社

(キュアコグレ)