台湾のパティスリーが初出展  地元の味届ける=サロン・デュ・ショコラ

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(東京 4日 中央社)東京都内で2日から開催されているチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ2017」に、台北のショコラトリー「ル・リュバン・ショコラ」(可可法朋)が台湾のブランドとして初めて出展している。台湾各地で生産された食材を使った商品を展示販売し、日本の消費者に台湾のチョコレートの美味しさを届ける。

同ブランドの責任者でショコラティエのリ・イーシィ(李依錫)さんは中央社の取材に対し、「台湾が初めて東京のサロン・デュ・ショコラに招かれたことは、台湾のチョコレート菓子にとっては、世界へ飛び出す小さな一歩だと思う。今回の出展を通じ、今後より多くの台湾の業者がこのような国際的なイベントに参加できるようになれば」と期待を示した。

ブースで販売されている「台湾シックスセレクション」(台湾六味)は、パクチーや醤油、ロンガン&ウーロン、ゴマ、ローズ&ライチ・フランボワーズ、黒糖&ショウガの6つの異なる味がセットになっており、台湾らしさを楽しめる。1箱3888円。リさんによると、台湾産パクチーで作ったチョコレートは、一緒に混ぜている油脂によってパクチーの味が包み込まれており、比較的優しい味わいになっているという。

来店客の中には、台湾人の姿も見られた。日本でベーカリー業界に従事している施さんは、台湾が初出展するからには応援しないといけないと話し、台湾のパンやスイーツの技術は日本に引けを取らないと自信を見せた。また、同店のファンで、観光で東京に滞在中だという家族は「ル・リュバンが出展すると聞いて、絶対に立ち寄ろうと思った」と語り、同店の台湾での人気の高さをうかがわせた。

ブースの前では、来店客に中国語で「台湾加油」(台湾がんばれ)と書かれたボードを持ってもらい、声に出して読んでもらうというイベントも行われている。リさんによると、日本人に台湾を知り、覚えてもらいたいとの願いから、ボードを作ったのだという。

開催期間は5日まで。

(楊明珠/編集:名切千絵)