中国では春節の大型連休が2日で終わり、通常の生活モードに戻りつつある。連休中には多くの中国人観光客が日本を訪れたが、空港から、あるいは、各都市で日本の鉄道に乗車する機会があった人も多かったことだろう。中国メディア・今日頭条は2日、日本の鉄道を利用しての感想を紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:(C)yokokenchan/123RF)

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 中国では春節の大型連休が2日で終わり、通常の生活モードに戻りつつある。連休中には多くの中国人観光客が日本を訪れたが、空港から、あるいは、各都市で日本の鉄道に乗車する機会があった人も多かったことだろう。中国メディア・今日頭条は2日、日本の鉄道を利用しての感想を紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、日本の鉄道が中国と大きく異なる点として「待合室がない」ことを挙げた。それは東京や新宿、上野など毎日大勢の乗客が利用するターミナル駅でも同じであり、「中国の地下鉄同様、客はホームで列車を待つのである」と説明。その一方で、中国の地下鉄とも大きく異なる点があり、「手荷物検査が全く行われない」とした。「上野駅で、発車時刻まであと3分しかなかった電車に、きっぷを買って改札を通って乗ることができた」という経験談を紹介し、そのスピーディーさ、便利さを伝えている。

 また、日本の列車には中国同様に緩急の種別が多数存在するとした。各駅停車については「中国の地下鉄やライトレールのようだ」としながらも、列車が地面の上を走る点、区域が単一都市に限定されない点を違いとして示した。また、日本では駅が都市の中心部に位置しており、高い不動産価値を持っているほか、駅自体が巨大な商業施設であり、多くの客がショッピングやグルメを楽しんでいると説明。この点も中国とは大きく異なるとした。

 さらに、島国である日本には海岸線に沿って走る鉄道も少なからず存在し、「中国人にとっては得難い経験ができる」としたほか、地価の高い大都市では人びとが郊外に住居を持ち、電車で通勤するケースが一般的になっていると説明。「このような現象は、今後中国国内でも出てくるだろう」と論じている。

 鉄道は国有で、地下鉄は各都市が運営している中国の人びとにとって、元国鉄のJRに加え、私鉄各社が多数存在するというのは驚きだろう。しかも、各鉄道会社が相互乗り入れを実現していて、ある会社の線路の上を別の会社の列車が走行するという光景も不思議かもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)yokokenchan/123RF)