マンガ大好き、あんどうまみがオススメのマンガをご紹介します。第一弾は恋に仕事に頑張るアラサー女性必読のマンガをピックアップ!

朝食を通し再生する女性4人の物語『いつかティファニーで朝食を』

このマンガの主な登場人物は4人。

・アパレル勤務、長年同棲している彼氏と別れたばかりの麻里子
・バーの雇われ店長、オーナーと不倫真っ只中の典子
・ヨガインストラクター、過去のトラウマから男が大嫌い、里沙
・専業主婦で2人の男の子のママ、仕事をしている3人にコンプレックスがある栞

4人それぞれ仕事も環境もタイプもばらばら、年相応に悩みや痛みだってあって、もがきながら毎日を生きています。

「誰かに甘えたかったんじゃなくて
必要とされたかったんだよね」(里沙 2巻 SCENCE10より)

「働いている友達と話すといつも感じる
お互いいいなぁって言ってるけど
「私には無理だな」って思ってる空気」(栞 4巻 SCENCE20より)

「ほめてるフリしてマウンティングすんなよ
自分が正しいと思ってんなよ
ほっといてよ」(典子 10巻SCENCE48より)

まるで自分の心のなかをのぞかれているようなセリフにドキリとするのはきっと、彼女たちがあまりにリアルだから。流された恋愛ばかりをしてしまったり、誰にも必要とさていないのではと不安になったり、誰かをうらやんで自分を卑下してしまったり……。リアルなエピソードの数々に胸が痛くなりつつ、等身大な彼女たちに「私だけじゃないんだ」と励まされます。

毎日を大切に過ごすために必要な「朝ごはん」

うまくいかないことも多いけれど、それでも幸せを感じる瞬間はあって。
彼女たちにとってそれは「朝ごはん」。――おいしいごはんでお腹が満たされれば、自然と気持ちも満たされて、「今日も一日がんばろう」とパワーが湧いてくるのです。

「私も朝からあんな幸せそうな顔でいられる人生を送りたいな」(麻里子 1巻 SCENCE2より)

「おなかが減ってたらふんばれないがね
…だから…やっぱり
朝ごはんはうんと食べないとね!」(麻里子の母 2巻SCENCE11より)

1日のはじまりである「朝ごはん」。それを大切にすることで、その1日を大切に過ごすことができる。――そのことを、朝ごはんを食べ終えたあとの主人公たちの幸せそうな顔が教えてくれるマンガです。

グルメガイドとしても楽しめます!

ちなみに、マンガに登場するごお店は実在するんです!
カフェにラーメンにとバラエティー豊か! 読んでいると「私も食べたーい!」となるお店ばかりです。巻末に登場したお店の紹介もあるので、グルメガイドとしても楽しめちゃいますよ!

いかがでしたか? 等身大の登場人物たちに、「私もがんばろう」と励まされるはず。恋に仕事に悩んでいるアラサー女性に読んでほしいマンガです。連載開始当初は28歳だった4人も、最新刊では32歳。時間の経過とともに悩みや環境も変わっていきます。4人の生き方がどう変わっていくのか、どんなおいしい朝ごはんが登場するのか、今後も目が離せません! マキヒロチ『いつかティファニーで朝食を』、ぜひよんでみてくださいね!

▽ 『いつかティファニーで朝食を』マキヒロチ
新潮社『月刊コミック@バンチ』にて連載中。
2017年1月現在、既刊10巻。
2015年にはトリンドル玲奈主演でドラマ化もされた。