日本では「偽造」されたものを目にする機会は非常に少ないが、中国では海賊品のCDやDVD、ブランド品が普通に販売されている。中国では偽造品や海賊品が氾濫する一方、日本ではほとんど存在しないのは一体なぜなのだろうか。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本では「偽造」されたものを目にする機会は非常に少ないが、中国では海賊品のCDやDVD、ブランド品が普通に販売されている。中国では偽造品や海賊品が氾濫する一方、日本ではほとんど存在しないのは一体なぜなのだろうか。

 中国メディアの新浪はこのほど、日本では「偽造に限らず、何かを偽ると社会的信用を失ってしまう」と伝え、日本に偽造品や海賊品が少ないのは日本人が社会的信用を重視するからであり、社会的信用を重視するからこそ日本には快適な社会が構築されていると論じた。

 記事は、日本では産地や消費期限の偽装を行うと、偽装を行った企業は「倒産に追い込まれる」可能性が高いと伝え、実際に日本ではそのような事例は枚挙にいとまがないと指摘、偽造が発覚すると日本では社会的信用を失ってしまい、偽装は非常に大きな代償を払うことになると指摘した。

 続けて、日本では「社会的信用」が非常に重要な存在であると指摘。日本人は社会的信用を重視すると同時に、日本社会は相手を騙さないという前提があると伝えたほか、日本社会は性善説を前提とし、日本人も性善説に則って行動するからこそ、日本社会は非常に快適なのだと指摘した。

 一方で記事は、中国人が日本で長く暮らしすぎると、中国に一時帰国した時でも「飲食店で自分の席に荷物を置いたままトイレに立ってしまう」と紹介。日本では他人の席に置かれた荷物を盗む人はほとんどいないが、外国では危険な行為であることを伝え、外国人にとっては日本での生活に慣れると防犯意識が薄れるなど、心にスキが生じてしまうのがデメリットであると主張している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)