じっくり煮込んだ豚バラ肉の角煮は、ホロホロと口の中でほどけるのも嬉しいごちそうですよね。

豚の角煮にもバリエーションがかなりあり、コーラを使った角煮などは、炭酸が肉を柔らかくし、甘みがあるので砂糖を足さずに作れると人気です。

でも、どの角煮のレシピも基本的に醤油をけっこうたくさん使い、できあがりは茶色く、醤油の味が全体的に濃くなりがち。そこで最近多い塩とタレなら塩派の方にオススメなのが、ジンジャーエールを使った塩角煮です。

ジンジャーエールの甘みとショウガの風味を活かし、醤油を使わず塩で味付けることで、醤油ゼロで深みのある塩角煮が簡単に作れます。肉の旨味をストレートに味わえる塩とショウガのジンジャーエール角煮、ぜひ作ってみてください!

豚のジンジャーエール角煮の作り方

豚のジンジャーエール角煮の材料豚バラ肉 1kgジンジャーエール(甘いもの) 500ml 1本 大さじ1

まずは豚のバラ肉を食べたい大きさの二回りくらい大きく切って、水だけで15分程度下茹でしましょう。余計な油分や臭みを取り、さっぱりとした角煮が作りやすくなります。

15分ほど茹でたら、ザルにあけて水気を取り、ざっと水洗いしてアクを取り除いておきます。

下茹でしたバラ肉の処理が終わったら鍋に戻し、ジンジャーエール500mlを1本注ぎ入れます。スーパーなどでおなじみの500gなら半分くらいでしょうか。バラ肉がひたひたになるくらい入れましょう。

塩を大さじ1いれます。できあがり後に味を見て調整できるのと、これから煮詰めて濃くなっていくのであまり入れすぎないようにしましょう。

あとは、ジンジャーエールの量が少なくなりバラ肉が十分柔らかくなるまで45分ほど煮込めば完成です!

これだけで完成! 圧力鍋などを使うとさらに短い時間で完成します。醤油を使っていないのでできあがりは豚肉の色が素直に出たスッキリしたルックス。いかにも美味しそうです。

ジンジャーエールのショウガ風味が豚の角煮の油っぽさを中和してさっぱりとした味わい! もちろん角煮はプルップルです。

お箸だけでフワサクと切り分けられ、スッキリとした味は晩御飯のメインにもお酒のアテにもジャストフィット!

今までのこってり醤油味の角煮もいいですが、ジンジャーエールですっきりさっぱりとしあげた塩角煮も絶品。ぜひ試してみてください!