2日、韓国メディアによると、火災が発生したマンションの室内に取り残された知的障害を持つ10代の双子の兄弟が、偶然通りかかった警察官らによって救出されていたことが分かり、韓国のネットユーザーの間で話題となっている。

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2017年2月2日、韓国・MBCによると、火災が発生したマンションの室内に取り残された知的障害を持つ10代の双子の兄弟が、偶然通りかかった警察官らによって救出されていたことが分かり、韓国のネットユーザーの間で話題となっている。

2日、韓国・京畿道安養市にあるマンションの3階の部屋で火災が発生し、中にいた双子の兄弟がベランダへ逃げ出した。火は兄弟の服にまで燃え移り、危険な状況だった。その時、偶然近くを通りかかった警察官2人が煙に気が付き、マンションに駆けつけた。警察官らは兄弟にベランダから飛び降りるよう指示し、2人を素手で受け止めたという。警察官らは「煙がすごく、窒息する可能性があると判断した。手首に軽いけがをしたが、生活に支障はない」と話した。救助された17歳の双子の兄弟は背中と首にやけどを負ったものの、命に別条はないという。

警察によると、知的障害を持つ双子の兄弟が、共働きの両親がいない間にガスコンロでラーメンを作ろうとした際に火災が発生した。警察は救助にあたった警察官2人を表彰し、双子の兄弟については障害がある点や家庭環境が貧しい点を考慮し、失火の疑いで立件するかどうか検討している。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「警察官の鏡。昇進させて、ボーナスもあげてほしい」「素晴らしい賢明な判断が尊い命を救った」「驚いた。素手で受け止めるなんて相当の勇気がないとできない」「17歳なら体格は成人とほぼ同じ。どうやって受け止めたんだ?」「今の時代にめずらしい正義感あふれる警察官だ」など、警察官に対する称賛コメントが多く寄せられた。

その他、「警察官として当然のことをしただけ。この国はすべきことをしない人が多いから、公務員の当然の行動が大きなスポットライトを浴びる」「子供たちには障害があり、両親は心配だけど働くために仕方なく留守番をさせた。そんな事情を持つ子供たちをなぜ立件しようとする?この国はおかしい」「警察官が犠牲になるかもしれない危険な状況。2人だけで留守番させた両親を処罰するべきでは?」などのコメントもみられた。(翻訳・編集/堂本)