1日、韓国・ハンギョレによると、現代自動車は、建設中の第2ロッテワールドタワー(123階・555メートル)より低いと紹介してきた新社屋(GBG)の建設計画を変更し、「国内最高層」を推進していることが分かった。写真は現代本社。

写真拡大

2017年2月1日、韓国・ハンギョレによると、現代自動車は、建設中の第2ロッテワールドタワー(123階・555メートル)より低いと紹介してきた新社屋(GBG)の建設計画を変更し、「国内最高層」を推進していることが分かった。

ソウル市江南(カンナム)区は1日、「現代自動車からグループ新社屋建築事業・環境影響評価書の草案を受け、明日観覧および住民説明会の開催を告知する」と述べ、「環境影響評価とともに各種影響評価をすべて終え、(ソウル市の)建築許可が下り次第すぐに着工されるものと思われる」と明らかにした。

江南区が公開した環境影響評価書の草案によると、現代自動車の新社屋建設は105階・高さ569メートルで進められる。昨年、ソウル市都市建築共同委員会の審議を経た暫定計画の105階・553メートルのうち階数は維持するものの、4〜5階の高さをさらに16メートル高くするということだ。

現代自動車は当初、115階・571メートルの建物を提案するも「社屋を建てるだけのことなのに、高さに注目する視線のせいで重荷」という理由から階数と高さを下げてきていたが、今回の変更で早ければ今年上半期に全面開場を予定している第2ロッテワールドタワーを上回ることになる。

現代自動車は今後、国内最高層ビルとともに、ホテル・業務施設(35階)、公演場(9階)、展示・コンベンション(6階)など5棟を計画通り建設し、2021年の完工を目指している。

江南区のシン・ヨンヒ区長は、「世界的な展望台や公演場、展示場などの建設は,世界5000万人以上の観光客時代を開く起爆剤の役割を担うだろう」と話している。

これを受け、韓国ネットユーザーからは「車の技術には投資しないで何やってるんだ」「車の値段が上がる音が聞こえる」「車は諦めて展望台の観光事業でもするつもり?」など現代自動車に対する厳しいコメントが大半を占める中、「国民は不景気にあえいでいるというのに、大企業は金が有り余って無駄遣い。この国も終わり」「バベルの塔がどうなったか、一度聖書を読んだ方がいい」と国の将来を不安視するコメントも寄せられている。(翻訳・編集/松村)