“危険人物”に認定された浦和MF駒井、2年目は「目に見える結果」にこだわる

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 大きな決断を下した。昨季開幕前、MF駒井善成は下部組織から過ごした京都を離れ、「浦和には日本代表選手が多く在籍している。ここで活躍するのが日本代表への一番の近道だと思った」と浦和レッズに戦いの場を移した――。

 J1リーグ開幕戦・柏戦で途中出場を果たし、いきなり浦和デビューを飾ったものの、容易にポジションを手中に収められることはできなかった。その後もベンチ入りこそ果たすが、投入されるのは試合終盤。時には出番が訪れないこともあった。だが第2ステージ中盤戦から飛躍的に出場機会を増やすと、一気にレギュラーの座を奪い取る。

「僕の仕事」と言い切る、1対1の勝負で圧倒的な存在感を示した。持ち場となる右アウトサイドの位置でボールを受けると、「1対1で違いを見せないといけない」とキレのあるドリブルで相手守備網を切り裂いては決定機をもたらす。10月1日のJ1リーグ第2ステージ第14節G大阪戦では「走り切れるし、体のキレを感じている」と鋭い突破で相手守備陣を幾度となく混乱に陥れ、3得点に絡む圧巻のパフォーマンスを披露した。

 間違いなく、浦和の“危険人物”になった。それを証明したのは、直後の10月15日に行われたルヴァン杯決勝でのG大阪の対応だった。リーグ戦で背番号18の突破に手を焼いた相手は、「ボールを受けた瞬間に(G大阪の)中盤の選手が中を切り、対面の選手が縦を切る感じで、常に1対2という状況になっていた」(駒井)。他のポジションでフリーな選手が生まれようとも、1人ではなく、2人で得点に直結する駒井の突破を封じ込めようとしたのだ。駒井のドリブルが、浦和にとって大きな武器になることが、相手の対応によって証明された。

 新天地での“居場所”を確保すると、その後もスターティングメンバーに名を連ね、右サイドを切り裂く突破でチームに好機をもたらし続けた。だが、チャンピオンシップ決勝で鹿島に敗れたチームは10年ぶりのリーグタイトルを逃し、駒井自身は公式戦でのゴールがゼロのままシーズンを終えた。「目に見える結果を出せないと厳しいと思う」と常々語っていた男は、自らの持ち味を高いレベルで発揮させる『DS LIGHT X-FLY 3』とともにチャンスメイクに奔走した上で、新シーズンは目に見える結果にこだわろうとしている。

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