3日、中国版ツイッター・微博で、日本による宇宙ごみ回収実験は失敗したと伝える投稿があった。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

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2017年2月3日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で、日本による宇宙ごみ回収実験は失敗したと伝える投稿があった。

投稿者は、日本が昨年12月に打ち上げた宇宙ステーション補給機「こうのとり6号機」は、50年間たまった宇宙ごみを除去する実験を行う予定だったが、宇宙航空研究開発機構(JAXA)によれば今回の実験は失敗に終わったようだと紹介。こうのとり6号機からのワイヤー打ち出しに失敗したためだという。

JAXAの本来の計画では、金属製の約700メートルのワイヤーに電流を流すことでローレンツ力を発生させ、宇宙ごみを大気圏に落下させて燃やす予定だった。

しかし、最も重要な宇宙空間への金属製のワイヤーの打ち出しに失敗。科学者たちの予定が狂ってしまったのだという。JAXAはこの先数日間、引き続き挑戦してみるというが、6日にはこうのとりは予定通り大気圏に突入して燃え尽きる予定だという。

このニュースに対し、中国のネットユーザーからは、「対衛星武器に失敗したということだ」、「軍事目的だったことは明白」など、日本に対する警戒感を示すコメントが多く寄せられた。

また、「日本には中国のような宇宙開発技術はないんだよ」、「そんなに苦労をしなくても、この種のことは中国に任せればいいのに」など、米ロに続いて有人飛行を成功させている宇宙大国としての中国に対する自信をのぞかせるコメントや、「この種の実験はいいことだ。宇宙に国境はないからな。ごみ処理できればみんなの益になる」と、日本の努力を評価する意見もあった。(翻訳・編集/山中