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by foreverseptember

喫煙が体に悪影響を与えるということはよく知られていますが、短期的にみても体はたばこの有無でいろいろな変化をしています。では、体にはどんなことが起きているのか?ということを、たばこを吸うのをやめた瞬間から順に追っていくムービー「What Happens When You Stop Smoking?」がYouTubeで公開されています。

What Happens When You Stop Smoking? - YouTube

世界の「予防できる死因」のトップであるにも関わらず、喫煙している人は世界に13億人いるとみられています。そんな人たちも、これを見れば喫煙をやめようという気になるかもしれません。



たばこに含まれているニコチンはアドレナリンとノルアドレナリンの分泌を促進し、心拍数を上げ、血管は狭くなります。これにより、体の末端部は冷えます。しかし、たばこをやめて20分立つと血圧と心拍数が元に戻り、体温も平温に戻ります。



ニコチンは快感や多幸感を得られる神経伝達物質のドーパミンの分泌を促すのですが……



たばこをやめて2時間が経過するとニコチンが「切れて」、ドーパミンの分泌が止まり、体がニコチンを「渇望」し始めます。このまま喫煙しないままでいると、気持ちが乱れ、眠れないような状態になります。



8時間後。血液中のヘモグロビンと結びついていた一酸化炭素が離れて……



血中酸素濃度が元に戻ります。



長期にわたって喫煙している人の場合、酸素を少しでも運ぶために赤血球が大きくなったり、数が増加したりしていることがあります。



24時間(1日)後。肺から毒素を出すための咳が増えます。



このあたりまで来ると、冠動脈疾患の危険性が減少するとのこと。



48時間(2日)後。ニコチンと代謝物質のコチニンが体内から排出されます。タールなどの化学物質によって鈍っていた味覚が戻ってくるはず。



ただし、慢性的に喫煙していた場合、戻せないほどのダメージを受けていて元通りにはならないことも。



頭痛や腹痛など、ニコチンの禁断症状のピークは72時間(3日)後ごろに訪れるとのこと。ここが峠なので、越えれば楽になります。



1カ月経つと、2型糖尿病やがん、心疾患のリスクが低下します。



3〜9カ月後。肺の中の構造が修復され、元通りとはいかないまでも、ある程度戻ります。この結果、咳や息切れといった症状はほぼ出なくなります。



1年後。血管の内側にできていた粉瘤(良性の腫瘍)がなくなり……



心臓病の危険性が2分の1に。



10年経てば、肺がんになる可能性は喫煙者と比較して半分に。そして15年後には、心臓病の危険性がたばこを吸ったことがない人と同じところまで下がります。



あくまでこれが確定情報というわけではなく、人によっては肺が回復しなかったり、あるいは肺疾患の危険性が高まっていることもあるとのことで、これらを防ぐ最良の方法は「最初から喫煙しないこと」と締めくくられていました。