『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』

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『チャーリーとチョコレート工場』『シザーハンズ』『ビッグ・フィッシュ』といったファンタジー作品で知られるティム・バートン監督の新作映画『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』。本日2月3日(金)公開された本作のため2年ぶりに来日した同監督が、都内で来日記者会見を行った。

「特別な映画を、特別な場所に持ってくることができて嬉しい!」と開口一番に語ったバートン監督。原作に描かれたキャラクターを映像化するにあたって、「原作のスピリットを持ちながらも、キャラクターの設定を詩的に美しいものに変えたんだ」と説明し、作品に込めた思いについては、「自分にどこか奇妙な点があっても、それはいいことなんだ、というメッセージが大切だと思っている」と語った。

また、『ダーク・シャドウ』(2012年)に続いて組んだ主演のエヴァ・グリーンについて、バートン作品常連であるジョニー・デップと比較されると、「エヴァは女性でジョニーは男性だから、簡単には比べられないね」と笑いながら、「彼女はまるで無声映画に出てくる女優のように、言葉を語らずとも伝えることのできる稀有な人だ。ドラマティック、ミステリアスといった多くの要素を持ち、鳥に変身できると思わせられる女優だね」と称賛。一方、演技未経験の子役たちとの撮影は一筋縄ではいかなかったようで、「実際の建物やセットを使って、CGに頼らず、実際に経験してもらう環境を作ったんだ。みんなアクションヒーローのような気分だっただろうね。しかし、僕自身の子もそうだけど、子どもはこちらの言うことをなかなか聞いてはくれないね(笑)」と苦笑まじりに回想している。

また、映画のラストで出てくる日本の要素については、「あのラストは私が書いたんだ。日本で撮影したかったけど叶わなかったから、代わりにあの要素を入れたんだよ」とその思いを明かした。そして、ゲストとしてミス・ペレグリン風の髪型とスーツ姿の松井愛莉、劇中に登場する双子に扮した双子姉妹のりんか&あんなが登場すると感激した様子で、「日本版ペレグリンをぜひ撮りたいね!」という発言も飛び出した。

さらに、松井から作品の内容に合わせた花束を贈られると、「花束をもらうなんて初めてだよ!」と、30年以上のキャリアにおいて初の体験にはしゃぐ姿も見られた。

『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』は大ヒット上映中。(海外ドラマNAVI)