世界に誇る日本オリジナルの腕時計「G-SHOCK」のウンチク集! 今回は、往年のプレミアムG-SHOCK「DW-6400」、通称“ガンダム”をクローズアップします。

 

極めて実験的なモデルだったガンダムの功績

初代G-SHOCKが続く耐衝撃コンセプト“マッスルタフ”に対して、1994年に“カプセルタフ”を導入した新作DW-001とDW-002が誕生しました。その10か月前となる1994年1月、耐衝撃構造の新たな試みとして、初めてショックアブソーバー&クロスベルトを採用したのがDW-6400B-1、“ガンダム”でした。

 

もちろん、この名はオフィシャルではありません。G-SHOCKで初めて外装に金属を備えた屈強なデザインテイストから、いつの間にか定着したニックネームです。それまでのG-SHOCKは、落下などの場合に衝突する一時接触面を、すべて樹脂によって緩衝するデザイン。裏ブタを守るため、ベルトもすぐに丸くなる堅めの樹脂製でした。

 

しかし、それが逆にデザイン的制約となっていたのも事実。“ガンダム”は裏ブタにショックアブソーバーを付けることで、柔らかいベルトも使用可能になったのです。現在、デザイン的にも多彩なベルトを採用しているG-SHOCCKですが、それも“ガンダム”の存在があったからこそ、といえるのです。

↑ガンダム/DW-6400B-1

 

樹脂プロテクターにメタルの鎧をまとったガンダムは、今見てもインパクト大。クロスベルト仕様のほかに、樹脂ベルト仕様も同時発売されました。2014年に『機動戦士ガンダム』とコラボレーションした、ある意味で“本物”のガンダムG-SHOCKが登場しましたが、DW-6400-1の超個性的なルックスには現在でも根強い人気があります。