((株)デジシゲ不動産管理(TSR企業コード:580059650、法人番号: 9220001003888、大阪市中央区北浜2−3−9、設立平成1年2月、資本金5310万円、代表清算人::鈴木祥子氏)は1月19日、大阪地裁から特別清算開始決定を受けた。
 負債総額は約26億3000万円。

 昭和50年8月に石川県金沢市で創業、大徳美術印刷(株)の商号で法人化。折込・DMチラシやパンフレット、雑誌、シール、パッケージなどを対象とした商業・包装・事務用・特殊印刷事業を主体としながら、サプライ事業(日用品等)や広告代理店事業も手掛け業容を重ねてきた。平成11年には本社・印刷工場を新築して生産体制を増強、その後平版印刷・製本工場も開設。さらにテレマーケティング事業および通販コンサルティング事業にも新規参入するなど、拡大戦略を図ってきた。
 以降、好調な商況を背景に増収基調をたどり、17年6月期には通販関連の大口受注が発生したこともあって売上高はピークとなる74億842万円を計上した。しかし19年、世界同時不況の影響を受け取引先からの受注が激減。21年6月期の売上高は約39億5200万円にまで急落し、損益も低迷した。このため、当社が手掛けていた印刷や広告代理などの主力事業を21年5月に設立した別会社に移管、当社は資産管理会社となった。事業分割後は、家賃収入や印刷機械のリース料などを得ることで売上高を確保していた。この間、金融機関や関係筋との協議のうえ不動産売却などをすすめ、資産売却等に一定のめどがついたため28年7月、現本社地に移転。同年10月には現社名に変更し、11月20日の株主総会により解散を決議していた。