ドクター・ストレンジ

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マーベル・シネマティック・ユニバース作品として14作連続の全米ナンバー1を記録し、日本でも大ヒット上映中の『ドクター・ストレンジ』。本作のラスボスであるドルマムゥをドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチが演じていることが明らかとなった。

ドルマムゥは、ストレンジの宿敵であるカエシリウスが"不老不死"を追い求め、"闇の魔術"に手を染めるきっかけとなった存在。その力は想像以上に強大で、ストレンジの魔術の師匠エンシェント・ワンもかなわないほど。地球を含めた全世界をわがものにしようとしている"純粋な悪"なのだ。

主人公に加えドルマムゥを演じたベネディクトは「ちょっと気恥ずかしいですが、あれは私のアイディアでした。そしてこのアイディアを製作陣が気に入ってくれて実現したのです」と明かした。ドルマムゥの声を演じるだけでなく、フェイスモーションキャプチャーによって、その強大な悪役の表情をも演じている。ベネディクトの顔の動きから作られたドルマムゥと相対するストレンジの様子は、ベネディクトVSベネディクトという奇妙さがある。なぜ最後の敵であるドルマムゥを演じたのかという理由を、「最後のボスですから、単純な"悪役"にしたくなかったのです。そのためにストレンジがかつて傲慢だった頃のエゴを最後のボスに反映することで、より深みが出ると思いました」と語り、「こんなことを考えたのは、私にとっては初めてのことでした」と、役者人生初のチャレンジだったことを明かす。

実際の撮影では、「自分を相手に演技をするということは、とても不思議な体験でしたね」と普段と異なる雰囲気に少し戸惑ったという。しかし、このラストシーンをよりドラマチックにするために「私の演じるストレンジとドルマムゥのお互いの狙いや意志は何か? そして互いがぶつかり合った時のドラマはどこにあるのか? 面白味はどこか? などを何度も何度も監督と話し合いました」と、徹底的に監督と話し合ったことを明かす。自身のアイディアから生まれたこのシーンに関して「ロサンゼルスのプレミアの時に初めて観たのですが、完成した映像の素晴らしさと驚きに、しばらく席から立てなくなりました。これまでに映画を観てくれた人々も口々に、そのすごさを証言してくれています」と語り、シーンの完成度に対して驚きを隠さなかった。

まだ誰も観たことがない史上最もミステリアスなヒーローの孤独な戦いと、我々の想像を遥かに超えた圧倒的な映像革命。『ドクター・ストレンジ』は全国ロードショー中。