惨殺された子供たちは何を訴えるのか?

実際に起こった殺人事件や怪奇現象の現場が、後世に映画化されるのは珍しいことではありませんよね。

今回ご紹介するホラー映画『ジ・アックス・マーダー・オブ・ヴィリスカ』も同じく実話を基にしているのですが……現実に観光名所となった幽霊屋敷を、映画の中で訪れて始まるストーリーは一味違うんじゃないでしょうか?

3人のゴースト・ハンターを名乗る若者が忍び込んだ、一家惨殺屋敷で起こる新たな惨劇。BLOODYDISGUSTINGが取り上げた、予告編とスクリーン・ショット、そしてポスターをどうぞ。



こちらの動画BD Horror Trailers and Clipsによる予告編。

この映画の基になったのは、1912年6月にアイオワ州南西部の町ヴィリスカで合計8人が惨殺された「ヴィリスカ・アックス・マーダーズ」事件。深夜に寝ている家族6人(夫婦と子供が4人)+お泊まりに来ていた近所の子供2人の頭が斧で叩き割られ、犯人が捕まらないまま幽霊屋敷となりました。

事件前日の6月9日は長老派教会で行なわれた子供の日の催し物があったことと、家中の鏡が布で覆い隠されていたことから、何か宗教的な儀式のために行なわれた犯行では?とも憶測されているアメリカ史上最も恐ろしい連続殺人事件のひとつです。(以下の写真はWikipediaより)


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本作では、ネットでゴースト・ハンティングのサイトを運営している若者ケイレブとジェニー、そして学校に転入してきたばかりの女の子ジェスを加えてヴィリスカのお屋敷を訪れます。ですが昼間に行っても普通の観光地となっているだけ。それでもこの屋敷には何か秘密があると感じた3人は、夜中にお屋敷に戻り地下から侵入。そこでおぞましい超常現象に遭遇するのです。


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主演はロバート・アダムソン、ジャレット・スリーパー、アレックス・フリーンカ。監督はホラー/SF短編を公開するYouTubeチャンネル、BlackBoxTVを運営するトニー・E・ヴァレンズエラが抜擢。

実はこのお屋敷、2014年にも調査のためにと宿泊した男性が自らナイフで胸を突き刺す事件が起こっており、今でも物騒な話題に事欠かないオカルト・スポットなのです。


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およそ100年の時を超えた惨劇が繰り返される映画『ジ・アックス・マーダー・オブ・ヴィリスカ』。アメリカでは1月20日に公開されていますが、日本での公開は未定です。

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image: BLOODYDISGUSTING, Wikipedia
source: BLOODYDISGUSTING, YouTube 1, 2, KMA LAND, Wikipedia

(岡本玄介)