資料写真

写真拡大

(台北 3日 中央社)交通部の賀陳旦部長は2日、クルーズ船で台湾を訪れる旅行者が今年は前年比30%増加し、100万人を突破するとの見通しを明らかにした。交通部はクルーズ船誘致に力を入れており、航空機での移動とクルーズ船を組み合わせた「フライ&クルーズ」を積極的に推進している。

交通部が同日、行政院(内閣)に提出したクルーズ船の発展戦略報告によると、台湾における2016年のクルーズ産業の規模は40億台湾元(約146億円)。2017年は50億元(約182億円)に達するとみられている。2016年のクルーズ船観光客数は75万人で、出入港数は493回。2017年は観光客100万人、出入港600回を超える見込み。

フライ&クルーズとは、航空機でクルーズ船の出発港に行き、クルーズ船で旅を楽しんだ後、航空機を利用して帰国するという旅行スタイル。フライ&クルーズの旅行者数は2016年は2万人。2017年は2万5000人に増加すると推測されている。

今年は新たにクルーズ船2隻が高雄港を母港とするほか、台湾の港湾を運営する台湾港務と世界最大規模の客船会社ロイヤル・カリビアン・インターナショナル、トルコの大手港湾運営会社グローバル・ポーツ・ホールディングが投資契約を締結し、離島・澎湖の金龍頭港をクルーズ船の寄港地にする開発に着手する。契約期間は50年で、600億元(約2187億円)の観光収入を見込む。

(汪淑芬/編集:名切千絵)