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説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『「Hey、Siri」で救急車を呼べるってホント?』という質問に答えます。

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iPhoneには「緊急電話機能」があり、ロック画面の左下にある「緊急」をタップすればダイヤルできます。指紋認証もパスコードの入力も必要ないため、iPhoneの持ち主でなくても利用できますが、ここ日本では110番(警察)と119番(消防/救急)、118番(海上保安庁の緊急通報用電話番号)に限定されています。

Siriを利用して緊急電話をかけることも可能です。「Hey、Siri」と呼び掛けてSiriに命令できるiPhoneであれば、「Hey Siri、110番に電話して」や「Hey Siri、救急車を呼んで」などと話しかけると、上記の緊急通報用電話番号を選択する画面が現れます。Hey Siriで救急車を呼べるかという質問の答えは、この点ではイエスです。

ただし、本当にピンチを迎えたとき活用できるかどうかは微妙といわざるをえません。というのも、iPhoneがロック状態のときに「Hey、Siri...」と話しかけても、「まず、iPhoneのロックを解除してください」とSiriに促されてしまいます。「Hey Siri、119番にかけて」などと具体的な番号を伝えても同じことです。

iPhone 6以降の機種の場合、指紋でロックを解除できる「Touch ID」に対応していますから、ホームボタン指を載せるだけと結論づけそうになりますが、冷静さを欠いているとき、指先が汚れているとき、物理的にiPhoneに手を伸ばせないとき、息も絶えだえのとき……すんなりとロック解除できるかどうか怪しいものです。パスコードを入力してのロック解除は言うまでもないでしょう。いざというときに備え、緊急通報の練習をしておいたほうがいいかもしれません。

(海上忍)