難民の保護や難民問題の解決に取り組んできたアンジェリーナ・ジョリー (c)Imagecollect.

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女優のアンジェリーナ・ジョリーが、「ニューヨーク・タイムズ」紙に大統領令に対する思いを綴った。

トランプ大統領は先月27日にイスラム教徒の多い7カ国から入国を一時的に禁ずる大統領令に署名し、多くの混乱と反発を生むことになった。

そして、国連難民高等弁務官特使を務め、長年世界の難民の保護と難民問題の解決に取り組んできたアンジェリーナは現地時間2日に「ニューヨーク・タイムズ」紙に長文のエッセイを公開。アンジェリーナはこれまでアメリカは人種や宗教に関係なく人権を守ってきた歴史があると指摘し、「私たちの応答は恐れではなく、事実に基づいて決められるべきです」と明かした。さらに全員が外国で生まれて、アメリカ人であることを誇りに思う6人の子供を持つ母親として、アメリカの安全を望んでいると強調。難民はさまざまな公的機関で何か月にもよる面接やセキュリティーチェックを行い、最も厳しい審査を経てアメリカに入国しているほか、拷問の生存者や危険にさらされている女性や子供、緊急の医療援助が必要な人たちなど最も弱い人たちが優先されていると主張した。

また「難民への扉を閉じることや差別することは私たちのやり方ではありません。私たちを安全にはしてくれません。恐れからの行動は私たちのやり方ではありません。弱者を標的にするのは強さを見せることではありません」と綴っている。