記念すべき70回目の審査員長はペドロ・アルモドバル監督!
 - Brent N. Clarke / Getty Images

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 現地時間5月17日から28日まで開催される第70回カンヌ国際映画祭の審査員長に『オール・アバウト・マイ・マザー』や『ボルベール <帰郷>』などで知られるスペイン映画界の巨匠ペドロ・アルモドバル監督(67)が決まった。

 アルモドバル監督は「カンヌ映画祭の70回目という記念の年を、このような栄誉あるポジションで祝えることがとてもうれしいです。ありがたく光栄に思っており、そして少し圧倒されています」と喜びのコメント。「わたしに言えるのは、この務めにわたしの体、魂をささげるつもりだということです」と審査員長としての意気込みを語っている。

 鮮やかな色彩感覚や女性の描き方に定評のあるアルモドバル監督は、昨年の第69回カンヌ映画祭にも音信不通だった母と娘の姿を描いた『ジュリエッタ』を引っ提げて参加していた。同作をはじめ、これまでに『抱擁のかけら』『私が、生きる肌』など5作がコンペティション部門に出品されており、『オール・アバウト・マイ・マザー』では監督賞、『ボルベール <帰郷>』では脚本賞を受賞。そのほか、ガエル・ガルシア・ベルナル主演の『バッド・エデュケーション』が第57回のオープニング作品となり、第60回では監督の姿が映画祭のポスターになるなど、カンヌとの縁が深い。

 審査員長アルモドバル監督と共にコンペティション部門の審査を行うメンバーは、4月中旬に発表予定だ。(編集部・市川遥)