1日、米国での活動を予定していた中国の国家級公演グループがこのほど、米国から突然ビザの発給を拒否された。

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2017年2月1日、米華字紙・僑報によると、米国での活動を予定していた中国の国家級公演グループが、米国から突然ビザの発給を拒否された。

ビザ発給を拒否されたのは北京民族楽団。渡航するはずだった団員は37人で、7日にロサンゼルスで大型演目の「五行」を公演する予定だった。中国の伝統文化を紹介する活動として、現地の中国系住民の間でも期待されていた。

ところが、その37人全員が突然ビザの発給を拒否された。公演の主催団体によると、拒否された理由は2つ。公益事業だとされていたが、チケットが販売されていたこと、当初の予定ではシアトルでの公演のみだったが、その後ロサンゼルスやサンフランシスコなど公演地が追加され、申請内容に前後で食い違いがあったことの2点。追加資料の提出を求められたが、期限内に提出できなかったという。

このところ問題となっているトランプ氏による大統領令と関係があるのかは定かではないが、主催団体には手の打ちようもなく、なんとかその穴埋めに奔走するところとなった。イベントそのものは実施し、北京民族楽団の「五行」ではなく、地元の芸術団体の演奏に代役を果たしてもらうことになった。(翻訳・編集/岡田)