左から山崎賢人、三浦友和 ©2018 「羊と鋼の森」製作委員会

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映画『羊と鋼の森』のキャストが発表された。

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同作は、文学賞『全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2016年本屋大賞』の1位を獲得した宮下奈都の同名小説が原作。北海道の田舎で育った主人公・外村直樹が、高校でピアノの調律師・板鳥宗一郎と出会ったことをきっかけにピアノの調律に魅せられ、調律師を目指して成長していく様を描く作品だ。

主人公・外村役を演じるのは山崎賢人。外村を導いていく調律師・板鳥役を三浦友和が演じる。昨年末からピアノの調律を練習に取り組んでいるという山崎は、「調律そして、森とピアノの独特の表現をどう映像にしていくのかすごくわくわくしています。外村直樹をとにかく一歩ずつ丁寧に生きたいと思います」と意気込みを語っている。

メガホンを取るのは山崎と土屋太鳳が共演した映画『orange-オレンジ-』などを手掛けた橋本光二郎。2月から原作の舞台でもある北海道で本格的なロケがスタートし、公開は2018年を予定している。

■山崎賢人のコメント
原作を読んで音、景色、匂い、人と人との関係、全てが繊細で丁寧ですごく優しい空気で描かれているなと思いました。
才能が必要なのか、努力が必要なのか、誰の為の仕事なのか、調律師、そして、人として悩み、失敗しながらも一歩一歩成長していく外村にすごく共感しました。
どの職業で生きている方にも共感してもらえるものが必ずあると思います。
調律そして、森とピアノの独特の表現をどう映像にしていくのかすごくわくわくしています。
そして外村直樹をとにかく一歩ずつ丁寧に生きたいと思います。
『orange』でお世話になった橋本監督、そして大先輩である三浦友和さんと共演させて頂くこともすごく楽しみです。

■三浦友和のコメント
一人の高校生が調律師になりたいと思うきっかけになったピアノの一音。
森の匂いのする音、景色の見える音。
どう映像化し、聞かせるのか、橋本監督に一読者として期待しています。
我々俳優陣も原作の音色を壊さないよう、より繊細な心で臨みたいと思います。

■橋本光二郎監督のコメント
静かで美しいが、同時に力強いものを秘めた映画。
「羊と鋼の森」は、そのような映画になってほしいと思っています。
雪に包まれた北海道の地や、流麗なピアノ曲が美しいのは確かですが、それ以上に、まっすぐ、
ただまっすぐひたむきに自分の仕事や人生に向かっていく人間の姿こそが何よりも美しいのだ
という思いが、観てくれた方々に熱く伝わってくれればと思います。

■宮下奈都のコメント
映画化が決まったとき、ドキドキしました。うれしさだけではない、不安も混じったドキドキ
でした。『羊と鋼の森』は読んでくれた人の胸の中でだけ響く物語だと思っていたからです。
映画では、調律によって変化していく音色をどんなふうに表現するのか、あの森の匂いを、気配を、音をどうやって映像化するのか。やれるものならやってみてください、という気持ちでした。
実をいうと今もドキドキしています。素晴らしい監督と俳優陣の名前を聞いて、今は期待で
ドキドキしながら、映画をとても楽しみにしています。