2日、中国の深刻な大気汚染に関連して、このほどネットでデマを流した複数の人物を拘束したと四川省成都市の公安当局が明らかにした。写真は中国の大気汚染。

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2017年2月2日、中国の深刻な大気汚染は国民の関心ごとで、旧正月連休期間は新年を祝う際に爆竹や花火が使われたことから汚染は一層深刻となっている。これに関連して、このほどネットでデマを流した複数の人物を拘束したと四川省成都市の公安当局が明らかにした。澎湃新聞網が伝えた。

1月5日、同市の気象部門は重度の「赤色警報」を発令したが、これを引用し成都市に住むネットユーザーの男性(29)は「24時間以内に成都市は過去2000年間で最悪の大気汚染に見舞われる。(大気汚染度を示す)AQIは最大で800に達する」と注意喚起の書き込みを掲載した。当局の調べに対し男性はネットでデマを流したと認め、5日間の拘留処分を科せられた。

さらに、大気汚染に関するデマを利用し宣言を行う者も確認されている。1月6日には大気汚染の予報のデマを流し自社が販売する不動産物件の緑化をアピールする女性(25)と、同様のデマで空気清浄機の販売を促進させようとした女性(46)と男性(31)が違法行為と判断され拘留処分又は注意を受けた。

このほか、大気汚染が原因で成都市の天府広場に大勢の人が集まったとの書き込みで、2012年に同市で起きた反日デモの写真を使用するケースも確認されており、当局は違反行為を厳しく取り締まると注意を呼び掛けている。(翻訳・編集/内山)