2日、韓国・聯合ニュースは、ある男性が韓国・釜山の日本総領事館に設置された慰安婦像周辺で違法の貼り紙などを掲示し、像を守る団体と対立していることを伝えた。写真はソウル・在韓日本大使館前の慰安婦像。

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2017年2月2日、韓国・聯合ニュースは、ある男性が韓国・釜山の日本総領事館に設置された慰安婦像周辺で違法の貼り紙などを掲示し、像を守る団体と対立していることを伝えた。

慰安婦像を守る活動を行う釜山キョレハナによると、先月から一人の男性が毎日2〜3時間、慰安婦像周辺で「LOVE JAPAN(=日本を愛せよ)」などのプラカードを持って像の撤去を要求するデモを行っており、身元をたずねても答えないという。

問題は、この男性がデモだけでなく慰安婦像周辺に「日本人を愛せよ」「反日感情をあおるのはもうやめよう」「韓米日同盟の強化」「区長は辞任せよ」などの貼り紙を多く掲示している点にある。ある日は、類似の内容が書かれた垂れ幕を掲げようとしていたところを警察にとめられ、撤去したという。

釜山キョレハナは、このような違法貼り紙が慰安婦像周辺の環境を混乱させるとして東区役所に除去を要請したが、東区役所は像周辺の街路樹などに市民団体が掲げる垂れ幕や宣伝物も厳密にはすべて違法であるため、特定のものだけを除去することは困難だとしている。

これを受け、釜山キョレハナのユン・ヨンジョ政策局長は「日本人と思われる男性が、違法貼り紙で少女像撤去の世論を扇動している。少女像を管理する東区役所は責任を持って貼り紙をはがすべき」と述べ、釜山キョレハナ本部側も法的検討と対策の準備に乗り出した。

ネットユーザーからは3000件近くのコメントが寄せられ、その関心の高さがうかがえる。コメントの多くは「早く日本に行きなよ。なんで韓国に住んでるの?」「歴史を忘れた人に未来はない」「LOVE KOREA FIRST(=まずは韓国を愛せよ)」など男性への批判や、「これが無条件にセヌリ党を選んできた人がつくった社会」「韓国人は優しいな(笑)外国だったらどうなってることやら」など社会への不満が多く、中には「第3国の立場から客観的に見ると、韓国が汚い。日本はこれまでに謝罪や賠償をしてるのに、韓国が少女像を設置してまたも慰安婦を政治利用しようとしてるにすぎない」という海外からの少数意見も寄せられている。(翻訳・編集/松村)