人気急上昇「純烈」の魅力に迫る!(3)友井雄亮が試行錯誤した「お客さんも一緒に踊れるダンス」

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 友井雄亮(36)が注目されたのは、葦原涼/仮面ライダーギルス役に扮した「仮面ライダーアギト」(01〜02年)でのこと。

「当時はオーディションに落ちまくりで、美容室に行くお金もなくて、この『アギト』でも金髪のまま受けたんです。それから2次審査の時には黒髪にして、次の時は緑の髪になって。さすがに審査の方に『キミ、毎回、髪の色が違うね』って言われたんですが、幸いなことにギルス=緑のイメージだったことから受かったんですよ」

 さらに映画「ゴジラ×メカゴジラ」(02年)では、準主役に当たる対特殊生物自衛隊員・葉山進役を得た。

「自衛隊の全面協力だったので、実際に木更津駐屯地で3カ月も訓練を受けたんです。ところが、苦労して撮った戦闘シーンはすべてカットされていました(笑)」

 そして「純烈」に参加し、ダンスのスキルを買われて振付け担当として辣腕を振るう。ただし、現在のような「華麗に歌って踊って」のスタイルが最初からできたわけではないと友井は言う。

「僕だけがダンス経験者だったから、5人との技術差はありました。さらに僕が作る振付けに対し、リーダーの酒井一圭は納得しなかった。もっとお客さんも一緒に踊れるようなライブ作りがしたいから、振付けはキャッチーなものにしてくれと言うんです」

 やがて、メンバー個々の技量も上がり、客席でも一緒に踊るファンが増加するなど、描いたプランは実りつつある。

「以前よりもリズムは細かくなっているけど、メンバーが力をつけてきたので、皆で相談しながら作っている感じですね、今は」

 そんな「純烈」の魅力あふれるフォトと詳細インタビューは、全国のセブンイレブンで発売中の「Asa-Jo Premium(アサジョプレミアム)」に掲載されているので、チェックしてみてはどうか。