脂肪分の固まりのようなイメージが強く、敬遠されがちなナッツ。でもナッツには驚くべき健康・美容効果があるとは、皆さんも耳にされているのではないでしょうか。ナッツを愛用しているモデルさんや芸能人が話題となったこともあり、日常的にナッツを摂る人が増えているようです。ここで改めてナッツの効果と、注意点についておさらいしてみましょう。

ナッツとは木の実。ピーナッツはナッツではない

ナッツとは硬い皮や殻に包まれている木の実のことをさします。アーモンドやマカダミアナッツ、ピスタチオ、クルミなどその種類は豊富です。ところでミックスナッツの中によく入っているピーナッツ。“ナッツ”の文字が含まれていることもあり、ナッツの一種だと思っている方も多いでしょう。

しかし定義からすると、ピーナッツはナッツではなくマメ類に属します。でもナッツと同じくらい栄養価が高く、味もナッツのようなので、ナッツ類として扱われていることも多いようです。

ナッツの豊富な栄養素

ナッツを食べるのをためらってしまう理由は、脂質が多く含まれていることでしょう。しかしナッツの主な脂質は不飽和脂肪酸。体に良いとされ、コレステロールを抑制して血液の流れを良くする働きがあります。魚やオリーブオイルにも多く含まれています。それ以外にもナッツには食物繊維や植物性タンパク質、ミネラルなどを豊富に含みます。これだけでも、私たちの健康に十分な効果をもたらしますが、特筆すべきはナッツに含まれるビタミンEの抗酸化作用です。

若返りビタミンとも呼ばれるビタミンEは、活性酸素の働き(体を酸化させ老化させる)を抑制して、細胞や肌、血管などが衰えていくのを防いでくれます。アンチエイジングにぴったりで、女性にとって嬉しい効果がいっぱい、ナッツは体の中から美しくなるのを応援してくれる天然サプリなんです。

ナッツを食べるときの注意点

そうはいっても、やはり気をつけなくてはいけないのはナッツのカロリーです。体に良くても食べすぎると脂質を摂りすぎてしまいます。1日に摂取する上限は、アーモンドなら約25粒、クルミなら約6粒、ガーシュナッツなら約10粒、ピスタチオなら約45粒、ピーナッツなら約30粒ほどにしておきましょう。

それからもう一つ気をつけるべきことは、ナッツの加工法です。中には油で揚げているものがあり、これではナッツを数粒食べるだけで、すぐに脂質摂取オーバーに。食べるなら生のものか素焼きのものがおすすめです。また大量の塩が添加されているナッツも注意しましょう。塩分の摂りすぎを防ぐためには、塩分無添加か塩分控えめのものがおすすめです。

またナッツの脂質は酸化しやすく、酸化したものを食べると体にも悪影響が出ます。できるだけ鮮度の高いものを食べるようにしましょう。アメリカの研究では、適量のナッツは体を太らせないことが分かっています。

ナッツは適量摂取するならば、体重を減少させるとの結果が出たそうです。ちなみに体重が増えやすい食べ物と結果がでたのはポテトチップス。これからは甘いお菓子の代わりに、ナッツを食べるのもよいかもしれませんね。


writer:Akina